RACE REPORT

Day8

2021.8.1

470級男子(8レース終えて総合6位)

岡田奎樹選手
「今日はそれなりにいいレースができたと思います。メダルチャンスがある位置につけているので、明日も頑張ります!」

外薗潤平選手
「本日は明日につながるレースができました。上位陣も崩してないので点数差はあまり減っていませんが、明日もメダルレースにつながるレースをしたいと思います」

470級女子(8レース終えて総合6位)

吉田愛選手
「今日もスタートから出遅れて苦しい展開でした。コース取りもチャンスを生かせず、あまり上げることができませんでした。それでも、2レース目のダウンウインドでは、うまく波乗せができて順位を上げられたので、明日に向けては良い収穫がありました」

吉岡美帆選手
「ロッキングで上っていくところもありました。練習してきたダウンウィンドでの波乗せもできました。明日、また頑張ります」

ナクラ17級混合(予選 全12レース終了で総合15位)

飯束潮吹選手
「今日でオリンピックでの予選が終了しました。決勝に残りたかったですが、実力不足でした。しかし、この大会を通して多くのことを学びました。この経験を今後のヨット人生や若い世代に伝えられていければと思っています。また、オリンピック出場まで多くの方に支えていただきました。その支えでオリンピックを戦えたと思います。この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました」

畑山絵里選手
「最後も3ラップ3レース!!ですが、トレーナーのちづるさんの『つらい時ほど頑張れ!』という言葉とマティアス・コーチの『push hard!!』が聞こえてきて最後の最後まで粘ることができました。それだけでなく、本当に周りの方が最後まで励まし、応援してくださったおかげで今日まで走り切ることができました。結果、もう1日走ることはできなかったですが、多くを学び経験しました。この経験を後世にしっかり伝え、同じ轍を踏まずにいてほしいなと思います。皆様、本当にありがとうございました!」

フィン級男子 瀬川和正選手(予選 全10レース終了で総合16位)

「今日は南風10ノット程の風で2レースを行いました。1レース目は1下と2上の組み立てが悪く、順位を落としてしまいました。2レース目は2上の展開が良く、フィニッシュは5位でした。これまで私をサポートしていただいた皆様、ありがとうございました。(私にとって)東京五輪がフィン級での初めての国際レースということで、もっとレースして学びたい気持ちがありますが、この気持ちは次のレーザー級の活動に引き継ぎます。パリ五輪に向け、まずは確実に国枠をとること、そして多くの人に応援してもらえるような選手を目指して頑張ります」

第8日レポート【オリンピック強化委員会】

今日は4種目で、夏の江の島の中規模の海風でした。10ノット前後の風でしたが、想定よりも弱く、各種目ともに白熱したレースが続きました。

470級男子は逗子エリアで2レースを行い、岡田奎樹・外薗潤平組は5-4で踏ん張り、総合6位につけています。

470級女子は逗子エリアで2レースを行い、吉田愛・吉岡美帆組は12-8で、総合4位から少し順位を落としましたが、総合6位につけています。

ナクラ17級混合は江の島エリアで3レースを行い、飯束潮吹・畑山絵里組は19-15-13で、総合15位でオリンピックを終えました。江の島エリアは1マークまでの距離が短くしか取れないため、2周ではなく3周になります。その分、ジェネカーの上げ下げが増え、ジャイブも早くなりました。

今大会を最後にオリンピックから姿を消すフィン級男子は藤沢エリアで2レースを行い、瀬川和正選手は総合16位でしたが、最終レースで5位に入りました。レーザー級からフィン級に転向して、やっとフィンがつかめてきたところでレースが終わってしまった印象でした。

明日も470級男女のレースが続きます。上位へ寄せていけるよう、応援の念を送ってください。