
Day11
470級男子 岡田奎樹選手・外園潤平選手(メダルレース6位 総合7位)
470級女子 吉田愛選手・吉岡美帆選手(メダルレース8位 総合7位)
TOKYO2020 | 2021.08.04
2021.7.25
「予測できない風だったから、よく見て判断するしかないレースでした。R1ではスタートがやや出遅れてしまい、先にタックして逃げないといけない展開になりました。結局、左へ伸ばしたグループが前になってしまい、後は風が落ちて抜けなかった。R2はスタートが普通に前に出られたので、しっかりレースできました。明日につながるレースができたので、明日、また気持ちを切り替えて走ります。久々のレースで、スタート前は緊張しましたけど、始まったら楽しいです。レースが楽しいです」
「スタートしてから1マークは、後ろに3艇しかいない状況で、うーんとうなってましたが、ダウンウィンドではスピードが悪くなかったので、フィニッシュまでに数艇抜くことができました。オリンピックも普段のレースもあまり変わらないと思いますが、オリンピックが初めてなので、こんな感じかぁと見ています」
「R2では東風と南風がどちらも来ていたので、海風狙いで外して、2周目は取り戻そうとして、また外してで、初日から捨てレースを作ってしまったところがあります。あと、自分の仕上がりが良かったので、初日から大きな失敗をしないように、慎重になり過ぎたところがありました。明日は少し切り替えて、もう少し積極的に攻めていきたいと思います」
「もう少し風が残るかと思っていたのですが、早めになくなってしまいました。R3は良かったのですけど、R2ではうまくかみ合わなくて、だめだめでした。明日は男子と入れ替わって先にスタートで鎌倉エリアです」
今日の江の島は、北東のグラディエント(傾度風)が台風の影響でしっかりと吹いており、気温が上がって海風の要素が出だしてからは南と北東が押し合って弱まったり、どちらかが優勢になって強弱が出て、予想ができない状態でした。それでもレーザーラジアル級女子のR2とレーザー級男子のR1はある程度強まった海風でレースができました。
鎌倉エリアでR1をスタートしたレーザーラジアル級は途中で風が落ちてしまい、風の弱いスポットや突然岸から風が下りてきたりで、読めない状況となりました。土居選手は2レース合計で、9位でした。スタート時刻が遅れて陸での待機が長くなったレーザー級男子は、レーザーラジアル級女子の後に鎌倉エリアで1レースを行いました。R2もスタートしたのですが、1マークへ行く途中で風が大きく変化してしまい、ノーレースとなりました。1レースの成績になりますが、南里研二選手は27位です。
RS:X男子の富澤慎選手は変化しそうでしない海風に対して読み切れなかったところがありましたが、上位陣の中で無難にスタートしたと思います。3レース合計で、総合13位です。
15時から3レースを行ったRS:X級女子は須長由季選手にとって苦手なコンディションになりましたが、R3では11位に入り、うねりの波と弱い風のコンディションでの練習の成果が出せたようで、3レースの合計で18位です。