RACE REPORT

Day11

2021.8.4

470級男子(メダルレース6位で総合7位)

岡田奎樹選手
「最終レースは最高の形で終わりたかったですが、やはり最後も実力が出るレースだったなと感じました。まだまだ世界の壁は厚いなと思いました。これまでの応援、本当にありがとうございました」

外薗潤平選手
「メダルレースでは少しずつ置いていかれる展開になりましたが、最後まで戦い抜きました。これも全て実力だと思います。応援、ありがとうございました」

470級女子(メダルレース8位で総合7位)

吉田愛選手
「今日のメダルレースでは、1つでも順位を上げることを目標にしていました。結果は総合7位で上げることはできませんでしたが、最後まで諦めずにレースができました。今できることをやった結果なので、結果を受け止めたいと思います。今回のオリンピックでは、たくさんの応援を肌で感じることができました。応援ありがとうございました」

吉岡美帆選手
「今日はスタートが今までの中で1番良かったです。でも、その後の走りと展開が悪く、なかなか順位を上げることはできませんでした。それでも最後の最後まで、決して諦めずに全力で戦いました。オリンピックの結果に対して悔しい気持ちはありますが、今出せる力は全て出し切ったので、内容に関しての悔いはありません。今まで応援、本当にありがとうございました」

中村健次監督の話
「全10種目が無事終了しました。470級男女はメダルを目標に掲げて大会に臨みましたが、力及ばず、ともに7位入賞という結果になりました。コロナ禍で海外遠征ができず、多国間での大会やトレーニングレースができていた欧州勢が有利だったこともありますが、それをメダルに届かなかった理由にするものでもありません。残念ではありますが、選手は精いっぱい頑張りました。東京大会へ向けてセーリングチームを応援していただいた皆様にあらためて御礼申し上げます」

第11日(最終日)レポート【オリンピック強化委員会】

14時30分から470級男子のメダルレースが始まりました。江の島エリアは防波堤前になりますが、今日はボランティアの皆さん、既に終わったクラスの運営の皆さんが防波堤から最終日の2レースを応援してくれました。岡田奎樹・外薗潤平組はメダルレースで6位、総合順位は7位入賞で東京大会を終えました。オーストラリアのマット・ベルチャ―、ウィル・ライアン組の圧勝で、スウェーデン、スペインが続き、実力どおりの結果となりました。前回リオデジャネイロ五輪の銀メダリスト、ベルチャーは2012年ロンドン大会以来の金メダルとなりました。

15時30分から470級女子のレースが始まりました。女子もイギリスのハンナ・ミルズがエイリド・マッキンタイアと組んで五輪2連覇を達成。ポーランドとフランスが同点ながら、メダルレースの順位で上回ったポーランドが2位となりました。吉田愛・吉岡美帆組はメダルレースで8位となり総合は7位入賞となりました。次のパリ五輪から470級は男女混合種目となるため、このペアでの最後の五輪となりました。

7月25日から始まった東京五輪も今日ですべてのレースが終わりました。このような状況のなかでも大会を開催していただいたこと、そして代表選手団に応援いただき、心から御礼申し上げます。

最後に、これまでも、そしていまこの時も献身的にコロナ禍と対峙されていらっしゃる医療関係はじめ全ての方々に深く感謝申し上げます。