JSAFサステナビリティアンバサダーに植田実さん・渡部雄貴さんを委嘱しました2024/Sep/02


公益財団法人日本セーリング連盟(JSAF)は、「サステナビリティ・バイブル」に基づき環境保全を含むサステナビリティ活動を普及しています。この度、植田 実さん、渡部 雄貴さんを「JSAFサステナビリティアンバサダー」に委嘱し、JSAFの活動に関する発信活動等を担っていただくこととなりました。

活動内容は、JSAFのサステナビリティ活動の発信(取材・SNS等での発信)、対談・会見などでのメッセージ・取組の紹介などで、委嘱期間は2025年3月31日までです。

オンライン委嘱式を9月4日20:00から行います。
ご参加お申し込みはJSAF事務局Emailまでお願いいたします。

アンバサダーに就任する渡部雄貴さん(左)と植田実さん photo by Hikaru Nakamura



■馬場会長からのメッセージ

日本セーリング連盟のサステナビリティ活動の強化と浸透のため、世界で活躍して環境活動も熱心に実践・発信しているお二人にご協力いただきたく、アンバサダーの任命をすることにいたしました。現場のセーラー・団体の地道な努力についてもご理解いただき、連盟内外に発信して共感を得て、セーリングの価値向上にもつながるようお取り組みいただければと思います。

■お二人からのメッセージ

●植田 実さん

今回JSAFの環境アンバサダーに就任して、より幅広く多くの方と繋がり発信ができる事を非常に嬉しく思います!
私自身、セーリング競技を通じて、競技と自然環境の関わりについて考える機会が増えました。”将来をイメージした時、海や自然や日本や世界はどんな変化をしていそうか” 当たり前にある資源は当たり前でないという事、変化が起こっているという事実を知る事が、今すぐできる簡単な行動です。
風の時代という変化が大きいこれからを生きていく上で、競技者である以前にいち人として社会課題へ関心を持つことが必要になります。この活動を通じて皆さんへ、まずは自分達を取り巻く海や自然環境の事について学びがある機会にしたいと思っていますので、よろしくお願いします!

●渡部 雄貴 さん

JSAFのサステナビリティアンバサダーに就任し、より良い未来の実現を目指すために、環境活動に関する発信を行う事となりました。セーリング競技の舞台である海は、私たちにとって最も重要な環境資源の一つです。 環境問題について語ることは、以前は「意識高い系」と揶揄されることもありましたが、近年は少しずつ風向きが変わってきているように感じます。多くの人が、消費活動を通じて環境に配慮するようになり、何かを購入する際にも、その商品の生産背景や環境への影響を意識する人が増えている様に思います。周囲から煙たがられることもあるかもしれませんが、個人個人が日頃から心がける小さな選択の積み重ねが、大きな力となることを私たちは信じています。

Watanabe + Ueda

Nacra17級でパリ2024オリンピックの選考大会で出場権をかけ大会に挑んだ2人