About Us/History
沿革
日本セーリング連盟と日本のヨットレースの歴史
公益財団法人日本セーリング連盟は、財団法人日本ヨット協会(JYA)と社団法人日本外洋帆走協会(NORC)が統合し、1999年4月1日に発足しました(当時の正式名称は財団法人日本セーリング連盟です)。 統合までの活動も含め、これまでの主な活動を年表にまとめました。
年 | (財)日本ヨット協会(JYA) | (社)日本外洋帆走協会(NORC) |
---|---|---|
1875 | 横浜で日本初のヨットレースが行われる。 | |
1886 | 横浜アマチュア・ローイングクラブ設立、その中に横浜セーリングクラブを設立。 | |
1932 | 日本モーターボート協会機関誌として『舵』創刊。 日本ヨッチング協会の第1回ヨットレース開催。 東西両日本ヨット協会の合意により、『日本ヨット協会』が発足。 |
|
1933 | 日本ヨット選手権と併せて第1回インターカレッジ・ヨットレース開催。優勝は吉本・鈴木組(同志社)。 | |
1935 | 3月、日本ヨット協会が国際ヨット競技連盟『IYRU』に加盟。 | |
1936 | ベルリン・オリンピック・ヨット競技。日本は五輪に初参加。 | |
1946 | 『第1回国民体育大会が琵琶湖にて開催。併せて全日本インカレ』復活。 | |
1948 | CCJ(クルージング・クラブ・オブジャパン)結成される。 | |
1951 | 第1回花の大島レース、参加艇17隻で開催。 | |
1952 | ヘルシンキオリンピック大会。日本選手団(小沢吉太郎団長、フィン級 海徳敬次郎氏)派遣、27位。 | |
1954 | CCJがNORC(ニッポン・オーシャン・レーシング・クラブ)に改組。登録艇数19隻で発足。 | |
1955 | 第1回全日本実業団ヨット選手権大会開催(琵琶湖) | |
1956 | 第1回神子元島レース開催。 | |
1960 | 第1回全国高校選手権開催(宮城県七ヶ浜) | 第1回鳥羽パールレース開催。 |
1962 | 第1回東京ボートショー開催。主催日本舟艇振興会 | 石原慎太郎氏の<コンテッサⅡ>が初の海外遠征。チャイナシーレースに参加。 堀江謙一氏<マーメイド>で初のシングルハンド太平洋横断に成功。 第7回初島レースで2隻が行方不明。クルー11人を失う。 |
1963 | トランスパックレースに石原裕次郎氏の<コンテッサⅢ>が参加。 | |
1964 | JYAを財団法人日本ヨット協会として再設立。 第18回東京オリンピック開催(江の島)。 成績はフィン級21位、FD級15位、スター級13級、ドラゴン級17位、国際5・5級14位 |
NORCが社団法人日本外洋帆走協会に改組。 |
1967 | 第1回八丈島レースを開催。 | |
1968 | 第10回スナイプ級西半球選手権(アメリカ・フロリダ州で二宮隆雄・川村秀男組が優勝)。 | |
1969 | IOR(インターナショナル・オフシェア・ルール)が設定される。 シドニーホバートレースに武田陽信氏の<バーゴ>が参加。 |
|
1970 | ORC(オフショア・レーシング・カウンシル)が結成される。 丹羽由昌氏の<チタⅢ>、第5回チャイナシーレースで総合優勝。 |
|
1971 | フィン級トラベミュンデ国際レガッタ(西独トラベミュンデ)で、松山和興氏が優勝。 | |
1972 | 第1回沖縄東京レースを開催。 | |
1973 | ハーフトン世界選手権(デンマーク)に伊藤正氏の<サラブレッド>が参加。 ORC、NORCを公認する。 |
|
1974 | クォータートン世界選手権(スウェーデン)に三宅智久氏の<トレーサー>、丹羽由昌氏の<チタⅢ>が参加。 | |
1975 | NORC、ORC特別規定を導入する。 | |
1976 | モントリオールオリンピック開催。成績はフィン級21位、470級10位、FD級18位。 | 沖縄海洋博記念太平洋横断シングルハンドレースで戸塚宏氏が優勝。 ヨット専用の無線海岸局三崎ヨットが開局。 |
1977 | アドミラルズカップレースにナショナルチームが初参加。 | |
1978 | 第30回バルチックレガッタ(旧ソビエト・タリン)で470級の小松一憲・箱守康之組が優勝。 | クォータートン世界選手権を日本で開催。日本艇が優勝。 |
1979 | 470級世界選手権(オランダ・メデンブリック)で甲斐幸・小宮亮組が優勝。 | 第1回小笠原レースを開催。 |
1982 | パンナムクリッパーカップで才田忠利氏の<飛梅>が総合優勝。 | |
1983 | BOCシングルハンド世界一周レースで多田雄幸氏がクラス優勝。 大阪世界帆船まつりのメモリアルレガッタにクルーザー540隻が参加。 第1回グアムレースを開催。 |
|
1984 | ロサンゼルスオリンピック大会。成績は470級1位、1FD級14位、ソリング級17位、ウィンドグライダー級16位。 | 小樽ナホトカレースを開催。 |
1985 | 世界初オールチタン製56フィートレーサー<摩利支天>進水。 | |
1987 | FJ級世界選手権(境港)で島津・長谷川組優勝。 | メルボルン大阪ダブルハンドレース、W・トンプキンズ氏と大儀見薫氏の<波切大王>が優勝。 |
1988 | ソウルオリンピック大会。 成績はトーネード級21位、ソリング級11位、FD級20位、470級男子12位、470級女子18位、フィン級26位、DIV2級18位。 |
|
1989 | 470級世界選手権と470級女子世界選手権開催(津)。堤智章・堤伸浩組が優勝。 | オークランド福岡ヤマハカップが開催。 |
1990 | ケンウッドカップで日本のナショナルチームが優勝。 | |
1991 | NORC、IMSを導入。 | |
1992 | ニッポンチャレンジ、アメリカ杯に初挑戦。予選で4位に。 バルセロナオリンピックの470級女子で重由美子・木下アリーシア組が5位に初入賞。 |
ジャパングアムレースで2隻が遭難沈没、14人のクルーを失う。 |
1993 | ジャパングアムレースで遭難した14人の中の3家族が損害賠償を求めて提訴。 | |
1996 | アトランタオリンピックの470級女子で重由美子・木下アリーシア組がヨット界初の銀メダル。 | |
1997 | 裁判は裁判長の職権和解が成立。 | |
1998 | JYAとNORC、組織統合に関する「基本合意書」を承認 | |
1999 | 4月1日、JYAとNORCが統合され、財団法人日本セーリング連盟(JSAF)として発足 | |
2000 | シドニー・オリンピック 470級女子が 8位入賞 | |
2002 | アジア大会(プサン)で OP級の金メダルをはじめ、3種目で銀、4種目で 銅メダル | |
2004 | アテネ・オリンピック 470級男子で関一人・轟賢二郎が銅メダル獲得(男子初のメダル) | |
2005 | 愛・地球博記念国際セーリングシリーズ開催。6つのレース、環境シンポジウム、子どもセーリングキャンプ、体験乗船を行う | |
2006 | アジア大会(ドーハ)で女子470級が金、男女420級と女子OP級が銀、男子470級が銅メダル | |
2007 | ISAFが創立100周年、JSAFが創立 75周年を迎え、”Sail the World 2007” プロジェクトを推進(130イベント約5,800艇参加) | |
2008 | 北京・オリンピック 470級男子が7位入賞 | |
2009 | ニューヨークヨットクラブ主催の第1回インビテーショナルカップにJSAF代表チームが参加し、3位となる | |
2010 | 沖縄-東海レース開催。沖縄をスタートする長距離レースが復活 アジア大会(広州)で男子470級、女子470級、マッチレースの3種目で金メダル |
|
2011 | 東日本大震災が発生しセーリング界も多大な被害を受ける。「がんばれ
東日本!」などの被災セーラー支援プログラムを展開 第2回 NYYC インビテーショナルカップで6位 |
|
2012 | JSAFが財団法人から公益財団法人へ移行 | |
2013 | 2020 東京オリンピック・パラリンピック開催決定 第3回 NYYC インビテーショナルカップで 6位 |