秋晴れの下、北東風が1日中吹き、昨日よりもやや強めでした。
風は60度から80度へ変化。その後は安定し、シフトは大きいけれど、昨日よりも強弱の差が少ないコンディションでした。
各クラスとも海外の選手がよく走っています。しかし、日本選手も臆さず、いいところが随所に出ています。
470男子はトップ3艇が同点です。ナショナルチームの選考枠は2枠のみなので、16日が勝負となります。外国勢ではスウェーデンチームが5位で、海外勢のトップにつけています。
470女子は中国、イギリス、中国と外国勢が上位を占めています。現在トップの中国のWang Xiaoli選手はリオの中国代表選手です。そんな中で、田中みさきが第5レースでトップを走り、今後が楽しみです。
RS:Xは15日は2レースのみでした。弱い風で無理やりレースをせず、16日朝のいい風で2レースを行う予定です。
RS:X男子はオランダのキランとイギリスのキエランの争いです。富澤慎選手は現在3位。
RS:X女子は体重が増え、筋力がました小嶺がFINとGBRと僅差で優勝争いをしています。
49erは打倒GBRが日本勢の目標。一方、ナショナルチームの1枠をかけた古谷VS高橋の戦いも16日が大詰めです。
49erFXは波多江チームが現在トップです。
レーザーも海外勢が上位を占めています。その中でも、難しい風で安定しているAUSとGBRが目立ちます。
レーザーラジアルは中国とオランダがトップ争い。マレーシア(男子)が3位につけています。
420とレーザー4.7は15日、16日の2日間でレースを行います。
420は2カ国(日本、マレーシア)、24艇がエントリー。
ほとんどの日本人選手は金曜日に学校を終えてから江の島にやってきました。2020東京五輪が開催される頃は、彼らは470セーラーに育っているはずです。そんな彼らにとって、ワールドユース代表のマレーシア選手と走れることは貴重な経験となるでしょう。
レーザー4.7は日本選手18人がエントリーしています。(レポート/齋藤愛子 photos by junichi hirai)
大会サイト
http://www.jeow.org/
