10月14日、江ノ島オリンピックウィークの初日レースが行われました。
レースの様子を断片的にお伝えします。
レース海面を覆ったのは鎌倉湾からの北東風。エリアによって風は強弱があり、30度くらいのシフトもありました。
RS:Xと49erはエリアをシェアしてレースを行っており、14日はRS:Xが先にレースを行いました。15日はこの逆で行われます。
470男子は、ジュニアワールドのトップ2チームがナショナルチーム入りを目指して、岡田、髙山、磯崎の3チームに分散してトレーニングを行っています。
470女子は、外国人勢が上位をしめました。中国女子はスキッパーがリオ代表です。以前、アビームカップで来日している選手です。
RS:X男子の上位はハイレベルな選手ばかりです。中国の2選手もトップランカー。富澤慎選手も参加し、次を目指して活動を継続しています。
RS:X女子に参加するフィンランドの選手はロンドン五輪のメダリストです。
49erのGBRはリオの代表スキッパーと2位チームのクルー(ロンドンでは470男子クルーで銀)でペアを組んでいます。今日は日本選手がGBRとレースできる風域でしたが、もっと吹いたら歯が立たなかったかも知れません。
49erFXはちょっと寂しい4艇(日本3艇、シンガポール1艇)のエントリーです。それでもよい練習になるような接戦を繰り広げていました。
レーザーのAUSとGBRは2番手の選手たちが参加。レーザーは2019年に鳥取県の境港で世界選手権を開催する予定です。今日は境港の瀬川選手が奮闘していました。
レーザーラジアルの女子は、リオ五輪の金メダリストMarit Bouwmeester (オランダ)をはじめとしていいメンバーが揃いました。次世代セーラーとリオ代表(NED,GBR,JPN)とが走り合うクラスとなりました。男子もユースがトップランカーと対戦できる非常に貴重な機会となっています。(レポート/齋藤愛子 photo by Junichi Hirai )
大会サイト http://www.jeow.org/