リオ五輪の日本代表選手が内定!2016/Apr/06

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2016年3月のアジアセーリングチャンピオンシップ(アブダビ)を終え、リオデジャネイロ・オリンピックの日本代表選手(7種目11選手)が内定しました。

この後、セーリング連盟理事会の決定を経て、日本オリンピック委員会(JOC)に推薦し、JOCの承認を受けて正式に日本代表選手となります。
内定選手のプロフィール、リオにかける意気込みをご紹介します。

■470級男子


土居一斗(左) / 今村 公彦

土居一斗(左) / 今村 公彦


オリンピック初出場。スキッパーの土居は初オリンピック挑戦。クルーの今村は北京、ロンドンと挑戦し代表選考で敗れた。
土居が学生のうちに福岡でチームを結成し、チームアビームとして、世界No.1のオーストラリアチームとの活動を通じて力をつけ、代表の座を勝ち取った。
・2014年世界選手権 9位

~プロフィール~

 



■470級女子


吉岡美帆(左) / 吉田愛

吉岡美帆(左) / 吉田愛


スキッパーの吉田愛は2008年北京五輪は鎌田奈緒子と14位、2012年ロンドン五輪は田畑和歌子と14位、470級女子の3回目の五輪代表となる。
2013年からクルーの吉岡美帆は初の五輪代表。新ペアで複数回の表彰台をワールドカップで経験。
・2014年世界選手権(スペイン・サンタンデール) 8位
・2013年世界選手権(フランス・ラロシェル) 10位

~プロフィール~

 



■49er


牧野幸雄(左) / 高橋賢次

牧野幸雄(左) / 高橋賢次


スキッパーの牧野幸雄はクルーとして2008年北京五輪で12位、その後スキッパーに転向し、クルーの高橋と組み、ロンドン五輪代表で18位。牧野は3回目、高橋は2回目の五輪出場となる。
・2016年アジア選手権 1位
・2016年世界選手権 20位
・2015年世界選手権 22位
・2014年世界選手権 31位

~プロフィール~

 



■49er FX


宮川 恵子(左) / 高野 芹奈

宮川 恵子(左) / 高野 芹奈


宮川は国体成年女子3連覇中、OPから高校国体クラス、日大で470をへて北京五輪を目指したが、スキフクラスへ転向し、FXで活動。
3月に高校を卒業したばかりの高野は高校からヨットをはじめ、2015年は420級世界選手権で銅メダル。最年少のセーリング代表。和歌山をベースにリオを目指して猛追して代表の座を獲得した。
・2016年アジア選手権 1位
・2015年世界選手権 31位

~プロフィール~

 



■RS:X級男子


富澤 慎

富澤 慎


リオ五輪の代表決定第1号として、3度目の五輪出場を勝ち取った。海外のトップ選手の中に入って最後のラストスパートでリオは上位を目指す。
水球やスキーの盛んな柏崎の出身で、別のスポーツでのオリンピックも夢見た少年時代だったが、父と遊んだウインドサーフィンが本物になった。
・2012年ロンドン五輪 28位
・2008年北京五輪 10位
・2014年世界選手権 (スペイン・サンタンデール) 26位
・2013年世界選手権 (ブラジル・ブジオス) 11位
・2012年世界選手権 (スペイン・カディス) 14位

~プロフィール~

 



■RS:X級女子


伊勢田 愛

伊勢田 愛


父親が琵琶湖でウインドサーフィンの指導をしていながら、大学まではまったくウインドサーフィン競技とは縁のない生活だった。
大学から真剣に競技に取り組み、同志社卒業後は地道にナショナルチームで活動。ロンドンを目指し、2回目の挑戦でリオへの切符を獲得した。
・2014年世界選手権(スペイン・サンタンデール) 41位

~プロフィール~

 



■レーザーラジアル


土居 愛実

土居 愛実


僅差で代表になったロンドン五輪から、日本のエースへと成長した3年間。
オーストラリアのアーサー・ブレッドコーチがつき、パースでのトレーニングも成果をあげ、リオでは入賞を目指す。
練習拠点の江の島がオリンピック会場となり、東京も視野に入れて更に上を目指す。
470男子スキッパーリオ五輪代表内定の土居一斗と兄妹。
・2012年ロンドン五輪 31位
・2015年世界選手権(オマーン・アルムサナウ) 8位
・2014年世界選手権(スペイン・サンタンデール) 26位
・2013年世界選手権 (中国・日照 リージャオ) 21位
・2012年世界選手権 (ドイツ・ボルテンハーゲン) 52位

~プロフィール~