第58回 東日本医科学生総合体育大会ヨット競技が8月5日~8月10日、神奈川県江の島ヨットハーバーで開催されました。
参加校は慶応義塾大学、順天堂大学、聖マリアンナ医科大学、東海大学、東京医科大学、東京慈恵会医科大学、東邦大学、日本医科大学、横浜市立大学、千葉大学、筑波大学、東北大学、山形大学の13大学。主管は順天堂大学医学部ヨット部です。
団体戦初日の8月7日は微風となりました。
210度を軸に180~240度まで振れる難しいコンディションでしたが、3レースを行いました。
予想以上に風が落ち、しかも風がかなり振れたので、C旗やS旗を多用しました。
快晴で気温も高く、熱中症に気をつけながらの運営はハードな1日となりました。
スタートは上げ潮が強くゼネラルリコールが多発し、ブラック旗を使いましたが、それでも失格が9艇も出るほどでした。
8月8日は30~80度の間で振れ動くが風が5~8mあり、順風でしたが不安定なコンディションだったため、振れやブローの読みが勝負を決める実力が出る3レースでした。
8月9日も北の風で40~90度の間で振れ動く中でのレースとなり、風速は6~10mの順風からだんだん上がり、この日も振れやブローの読みの勝負となりました。
日曜ということもあり各大学のOB、OGがたくさん観戦に訪れ、観覧艇からは大きな声で応援が飛び交い、大いに盛り上がったレースとなりました。
今年の東医大レースは8レースを以て終了しましたが、例年に比べると風に恵まれた良いレースができました。
参加選手には色々な思いがあると思いますが、来年がある選手は捲土重来を期し、引退する選手は医師への通過点としての貴重な経験になったことと思います。(実行委員長・レース委員長/勝田玲於奈)