11月22日から決勝シリーズに突入した全日本470級ヨット選手権大会。22日は風が弱くレースができなかったものの、翌23日は絶好のセーリング日和となり、1日で全4レースを消化しました。

予選シリーズをオール1位で突破した土居一斗／今村公彦（アビームコンサルティング）は第8レース（決勝3レース目）で痛恨のリコールをおかしてしまいましたが、4レース中2レースでトップフィニッシュを果たすなど好調を維持、決勝シリーズも首位で終えました。

予選3位通過の松永鉄也／吉田雄悟（スリーボンド）はこの日、２-１-１位と走り、首位の土居／今村をあと一歩のところまで追い込みましたが、この日の4レース目（第9レース）で10位とスコアを崩し、首位と6点差の2位。

最終日の24日は、上位10チームによるメダルレースが開催されます。2位より下の点差が離れてしまったため、実質的な優勝争いは上位2チームに絞られました。

一方、同じレガッタ内で行われている女子選手権は、昨年のチャンピオン吉田愛／吉岡美帆（ベネッセホールディングス）が7位でメダルレース進出を果たし、女子チームで2番手の山口祥世／畑山絵里（ノエビア）が12位となりメダルレースに進めなかったため、この時点で女子優勝は吉田／吉岡に決定しました。（report &photos by Kazuhisa Matsumoto）

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