セーラーのみなさまにお願いです2014/Nov/14

本日はセーラーの仲間の皆様にお願いがあります。

我々の仲間で、88年ソウルオリンピックで初めて女子470級が公式種目になった当時、日立のヨット部としてチャレンジをしていた、林美帆子/原典子チームのクルー原(現:三輪)典子さんの御嬢さん「三輪 響子(きょうこ)ちゃん(11歳)」が、今年9月特発性拡張型心筋症との診断を受けました。

それまで元気に過ごしていた「響子ちゃん」が体調不良を訴え、診断の結果、突然の事でした。
これにより、一刻も早い心臓移植が必要となるも、響子ちゃんの現状を考慮すると、日本での移植待機期間を経ていては間に合わないため、海外での移植が生き延びるための唯一残された道となり、三輪さんご両親は最速で移植ができる米国での移植手術を決断されました。(医師からの診断で、「一刻も早い手術が必要」とのことで、年内の渡米・手術を目指す)

しかし、これには莫大な費用がかかるため、仲間で少しでも支援ができればと思い、「きょうこちゃんを救う会(NPO)」を結成し、活動を開始いたしました。

響子ちゃんが無事手術を受け元気になり、またご両親と気持ちのいい海の風にあたれる日を提供したいと、私自身また当時の女子470級の選手仲間共々思っております。

賛同者には、ソウルオリンピック女子470級代表の野上敬子、斎藤愛子、また中村(足立)宗子、上原(宇尾)洋子、堤(林)美帆子、中村(高山)ななこ、前田まき、といった現在の世界に誇る日本の女子470級の礎を築いたセーラー達がおります。(カッコ内は旧姓)

我々、セーラーのスピリットとして、命を落としそうである仲間がいれば、何を差し置いてでも人命救助に向かうということがあると思います。その様なスピリットにご賛同を頂けましたら、大変有難く存じます。

僭越ながら、この場をお借りして全国のセーラーの仲間の皆様にご支援(募金)のお願いを申し上げます。(シドニーオリンピック470級代表 ・浜崎栄一郎/賛同者)

「きょうこちゃんを救う会」ホームページ http://kyoko-chan.jp/

【募金の振込先】
口座名 「キョウコチャンヲスクウカイ」

三菱東京UFJ銀行 松戸支店 普通0248527
三井住友銀行    松戸支店 普通 7341595
千葉銀行 松戸支店 普通 4191054
ゆうちょ銀行   〇一九店 当座 0695868
ゆうちょ銀行00190-7-695868
(現金振込、ゆうちょからゆうちょの場合)


【原(三輪)典子:ヨット経歴】
1984年 日立製作所ヨット部に入部。スナイプ、シーホースに乗り、江の島での練習を開始。
1986年 学習院ヨット部出身で国体出場をされた林(堤)美帆子選手が日立製作所に入社、コンビを組みソウルオリンピック出場を目指す。
1987年~1988年 
    女子470級コーチ浜崎真知子さんを中心に、第一回女子470級強化合宿(佐島マリーナ)に参加。
    ・資生堂カップ’87 :11位
    ・女子470級プレオリンピック選考レース 2位
     ・女子470級オリンピック最終選考レース 出場     
1989年~1990年 
    470のオリンピックキャンペ-ン終了後、J24クラス「ウインドワードチーム」のクルーとして関東、全日本選手権出場
1991年 J24飛島レディースカップ:2位
    米国開催の「Rolex International Women’s Keelboat Championship」 出場
1995年~その後、材木座にてレーザー級にて練習開始。
1998年 J24クラス3M レディスCup「カムバックサーモンズチーム」で出場:3位