10月31日~11月3日の4日間という日程で、福岡市ヨットハーバーにて開催されている「第79回全日本学生ヨット選手権大会」。大会初日と2日目が全くの無風でレースを行うことができなかった同大会だが、大会3日目の11月2日、10m/s近い西の強風が吹き荒れ、470級・スナイプ級ともに全4レースが消化された。
4レースを終えた時点で飛び出したのが関東の覇者、早稲田大学。今ひとつ伸び悩んでいたスナイプ陣が、強風で飛びきりの走りを見せたことで、両クラス総合のポイントでライバルたちを大きく引き離しての首位に立った(暫定成績)。
2日間の短期決戦となったため、早稲田大学が総合Vに王手という状況。ただ、カットレースがないインカレでは、最後の最後まで気を抜くことはできない。最終日の明日も強風が予想され、スタート時間が早められたこともあり、2レース以上が行われる可能性が高く、早稲田を追うライバルたちにもまだまだチャンスが残されている。(report & photos by Kazuhisa Matsumoto)
※注:抗議や審問があり、11月2日現在、正式結果は出ていません。
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http://intercollege-yacht2014.jimdo.com/