2024年470世界選手権で岡田/吉岡組が銅メダル獲得2024/Mar/04


470world 2024

銅メダルを獲得して吉岡選手(左)と岡田選手
© Bernardí Bibiloni/Int. 470 Class


スペイン・マヨルカ島で開催された2024年470世界選手権大会で、岡田奎樹/吉岡美帆組が銅メダルを獲得しました。大会最終日は上位10艇によるメダルレースが行われる予定でしたが大荒れの天候のためノーレースとなり、昨日までの順位で成績が確定しました。初日から4日目まで首位だった磯崎哲也/関友里恵は昨日、成績が振るわず8位に後退。表彰台には届きませんでした。

470world 2024

3月2日、決勝シリーズ最終日の岡田/吉岡組
©Bernardí Bibiloni/Int. 470 Class


優勝は地元スペインのJordi Xammar(東京2020五輪男子470級銅メダリスト)/Nora Brugman組。2位はイギリスのVita Heathcote/Chris Brube組です。イギリスはこの大会で五輪の国枠出場権利を獲得しました。

470world 2024

初日から4日目までトップだった磯崎/関組。最終成績は8位
© Bernardí Bibiloni/Int. 470 Class


今大会はパリ2024オリンピック出場をかけた一次選考大会でもあり、岡田/吉岡組は表彰台に上ったことでボーナスポイント(総合得点からマイナス6点)を獲得。二次選考大会であるプリンセスソフィア杯を経て日本代表が決まります。

470world 2024

総合11位の吉田/吉田組は初日の第1レースでトップフィニッシュ
© Bernardí Bibiloni/Int. 470 Class


470world 2024

強風を得意とする高山/盛田組は総合19位
© Bernardí Bibiloni/Int. 470 Class



【最終成績】(参加61艇)
1位:Jordi Xammar/Nora Brugman(スペイン)56ポイント
2位:Vita Heathcote/Chris Brube(イギリス)67ポイント
3位:岡田 奎樹(トヨタ自動車東日本)/吉岡 美帆(ベネッセホールディングス)72ポイント
4位:Simon Diesch/Anna Markfort(ドイツ)75ポイント
5位:Nitai Hasson/Noa Lasry(イスラエル)78ポイント
6位:Camille Lecointre/Jeremie Mion(フランス)82ポイント
7位:Anton Dahlberg/Lovisa Karlsson(スウェーデン)84ポイント
8位:磯崎 哲也/関 友里恵(ヤマハセーリングチーム’Revs’)85ポイント
9位:Martin Wrigley/Bettine Harris(イギリス)89ポイント
10位:Lara Vadlau/Lukas Maehr(オーストリア)90ポイント
ーーー
11位:吉田 愛(キューズフィクス)/吉田 雄悟(ピアソンマリンジャパン)103ポイント
19位:高山 大智/盛田 冬華(ヤマハセーリングチーム’Revs’)123ポイント
総合成績

日本勢による激戦の詳細は オリンピック強化委員会のレポートをご覧ください。