
公益財団法人日本セーリング連盟 名誉会長 山崎 達光様が、12 月 6 日にご逝去されました。ご自宅で眠るような大往生であったと伺っております(享年 86 歳)。
ここに皆様に謹んでご報告申し上げますとともに、今は亡き山崎名誉会長のご冥福をお祈り申し上げます。諸般の事情により、ご報告が今日になったことをお詫び申し上げます。なお、近親者のみで執り行われた告別式に、私が JSAF を代表して参列して参りましたので、ご報告致します。
つい先日も、ヨットハーバーでお元気な姿を拝見していましたし、東京オリンピックを楽しみにしておいででしたので、大変驚くとともに本当に残念でなりません。セーリング界を牽引されてこられた名誉会長のご逝去に日本セーリング連盟としても大きな喪失感に包まれております。
セーラーとしての山崎名誉会長は、高校生時代にヨットと出会い、早稲田大学ではヨット部に所属、卒業後はヨット「サンバード」のオーナーとして外洋帆走レースで活躍されました。
また、世界最高峰のヨットレース「アメリカズカップ」に、「ニッポンチャレンジアメリカ杯」を組織して日本から初めて挑戦し、1992 年、1995 年、2000 年の 3 度の挑戦ともベスト4に進出されました。その後、2001 年~2011 年の 10 年間、日本セーリング連盟の会長を務められ、その指導力で JYA と NORC 統合後の JSAF を一つにまとめてこられ、会長ご退任後は名誉会長として活躍されました。
名誉会長としては、陰になり日向になり、常に私達を励まし支えていただきました。
感謝の気持ちは言葉では尽くせない想いです。
本当に有難うございました。
皆様とご一緒に心からご冥福をお祈りしたいと存じます。
2020 年 12 月 16 日
公益財団法人日本セーリング連盟
会 長 河野 博文