白石 康次郎さん
単独無寄港無補給世界一周ヨットレース「Vendee Globe」に再挑戦2018/Oct/31

Vendee Globe再挑戦を発表する白石康次郎さん(左)と支援するDMG森精機株式会社の取締役社長・森 雅彦さん

Vendee Globe再挑戦を発表する白石康次郎さん(左)と支援するDMG森精機株式会社の取締役社長・森 雅彦さん

10月30日、冒険家の白石康次郎さんが、DMG森精機株式会社の支援を受け、2020年開催の単独無寄港無補給世界一周ヨットレース「Vendee Globe」へ挑戦することを発表しました。白石さんを支援するDMG森精機株式会社(本社 愛知県名古屋市、取締役社長 / 博士(工学) 森 雅彦)は、日本初となるプロフェッショナル外洋セーリングチーム『DMG MORI Sailing Team』を発足し、白石 康次郎さんチームスキッパーとして、単独無寄港無補給世界一周ヨットレース「Vendee Globe」へ挑戦することとなります。

 

*「Vendee Globe(ヴァンデ・グローブ)」とは

4年に1度、フランスで開催され2020年大会で9回目を迎えるヨットレース。一人で、どこにも寄らず、誰からも援助を受けずに、世界を一周する。通常は10人前後で操舵する全長60ft(18.28m)の大型ヨットを一人で操り、およそ80日間(約2,000時間)かけて帆走。コースは、フランス西部のヴァンデ県からスタートし、大西洋を南下し、アフリカやオーストラリア、南アメリカ大陸の南側を通って、南半球を一周し、フィニッシュ地点であるヴァンデ県へと戻ってきます。総航行距離は2万6千マイル(約4万8千km)。2016年に行われた前回の第8回大会では、白石さんがアジア人として初出場を果たすも、スタートから約1カ月後に南アフリカ沖でマストトラブルにより無念のリタイヤとなった。

レース艇のイメージ図を手にする白石さん

レース艇のイメージ図を手にする白石さん