2020年東京オリンピックを成功させようとの思いをフラッグに託す「フラッグリレー」は、青函カップヨットレース参加艇の宮城の<ムーンライトエクスプレス>(鈴木明朗艇長)が津軽海峡を渡り、函館市にフラッグが入りました。
函館での引継ぎ式は、7月14日開催の第30回青函カップヨットレースの選手会に合わせて行われ、函館市生涯学習部・町谷仁志課長と函館の南北海道外洋帆走協会の石川彰理事長にフラッグが引継がれました。
翌15日、函館をスタートした青函カップヨットレース参加の<ギャロッパー>(石川彰艇長)が津軽海峡を青森に向けて参加艇数27艇のヨットとともにスタートし、16日には青森に無事、フラッグとともにフィニッシュしました。
同日の午後に開催された第30回青函カップヨットレースの表彰式レセプションにおいて参加人数260人が見守る中、<ギャロッパー>から小野寺晃彦青森市長と青森セーリングクラブの若井敬一郎名誉会長へフラッグが引き継がれました。
今後は、8月の函館~室蘭エンルムマリーナ杯のレースに参加するヨットから室蘭市にフラッグが渡される予定となっており、その後、小樽へ行き、そして日本海を下り、九州、四国鳥羽を経た後、パールレースに参加するレース艇にフラッグは託され、2020年の東京オリンピックに合わせてセーリング競技会場の神奈川県江の島に到着する予定です。(レポート/石川彰 南北海道外洋帆走協会理事長)