ワールドカップ第2戦 イエール大会2017/Apr/26

Day 1
本レースはオリンピック種目10、パラ種目の2.4Norlin ODとカイトを加えた合計12種目で競われています。
この日、日本チームは光る場面がありました。

レーザー男子の瀬川はR1で1上トップ。
鳥取をベースに活動している瀬川は、クロアチアのヨゾ・コーチに指導を受けています。
ヨゾの下ではキプロスのパブロスやクロアチアのトンチ、ハンガリーの選手やモンテネグロの選手とともに練習しています。
瀬川はトライアスロンをやってきた選手ですから、体力、持久力は国際レベルにあり、クロアチアでは技術とレース戦術を実践して覚えている最中です。
トップの瀬川をダウンウィンドで抜いていったのが師匠のパブロス。瀬川の当面の課題はダウンウインドのスピードアップです。

FX女子は波多江・板倉組(豊田自動織機)が落ち着いたレースぶりで上位を走りました。
マルシン・コーチはポーランドで49erの選手でしたが、海の上ではとても厳しいので波多江、板倉は必死です。
頭では理解していても、実際にできないことが多々あるスキフのセーリングです。
しかし、12ノットくらいまでの風なら、周囲を見て、しっかりと基本に忠実に走れたのが今日の結果につながりました。

470男子はマイアミで銀メダルだった磯崎・高柳組がBFDスタートで面くらいました。
しかし、R1では高山・今村組が3位、R2では小泉・野田組がオーストラリアのベルチャー組を振り切ってトップフィニッシュ!と、中トラの風で、しっかりレースができました。
女子の宇田川・関組は初挑戦ながら、果敢な攻めを見せています。
高校卒業と同時にYamaha Sailing Teamに所属し、世界を目指すことにした宇田川では、いつもは男子チームの中で練習しています。
470ジュニアの大会に出場してきた関友里恵とのコンビです。470男女には、怖いもの知らずの新しい顔が増えました。

ラジアルの土居は順調なスタート。
RS:X男子の富澤はレース展開がうまくまとめられず。
RS:X女子の伊勢田、小嶺はやや風が落ちた中では上位争いに顔をだしました。
(レポート/斉藤愛子)

成績

http://manage2sail.com/en-US/event/0adf7bcd-01d0-4214-a295-bb0b9136999e#!/results?classId=7a9662de-4565-41e3-9008-4025d3177d5e

Day 2のスケジュール
http://manage2sail.com/en-US/event/0adf7bcd-01d0-4214-a295-bb0b9136999e#!/onb?tab=schedule&classId=7a9662de-4565-41e3-9008-4025d3177d5e