第2レース、トップで快走するソフトバンクチームジャパン（photo by JSAF)
第2レースではソフトバンクチームジャパンがスタートから先行、コース全体をリードして、圧倒的な強さを見せてフィニッシュした。
第1レースは5位、第3レースはトラブルもあり6位、ソフトバンクチームジャパンの福岡大会初日を終えた順位は5位となった。
この日、陸からレースを見ていた観戦者は6000人以上。ソフトバンクチームジャパンが第2レースをトップ・フィニッシュした瞬間、浜辺からは大歓声が沸き起こった。
海上でラッセル・クーツ（アメリカズカップ・イベントオーソリティーCEO）とともにこの日のレースを見ていた植松眞JSAF副会長＆アメリカズカップ委員会委員長は、「うーん、このレースは他のどんなレースよりもスタートが大切。ソフトバンクの第2レ―スはその象徴的なレースでした。でも、全体的に見て、とても面白いレースですね。とくにフォイリングを始めると迫力満点。それに、運営もシステマチックになされており、オリンピックを迎える日本のセーリング界にとっても大いに勉強になりますね」とレースの感想を語った。
福岡大会 初日を終えての成績
1位 Land Rover BAR（1－3－2） 27点
2位 ORACLE TEAM USA（4－2－1） 26点
3位 Emirates Team New Zealand（2－5－3） 23点
4位 Artemis Racing （3－4－5）25点
5位 SoftBank Team Japan（5‐1‐6） 25点
6位 Groupama Team France（6－6－4） 17点
大会サイト
http://lvacws-fukuoka.americascup.com/
ソフトバンク・チーム・ジャパン公式サイト
http://softbank-team-japan.americascup.com/jp/home.html
レースを観戦する植松眞JSAF副会長（左から2人目）とラッセル・クーツ氏（同3人目）(photo by JSAF)
第3レースのスタート（photo by JSAF)