16カ国、180艇以上が参加するビッグイベントとなった本レースですが、レースにはエントリーせず、2020東京五輪のセーリング競技会場の下見を目的としてやってきたデンマーク、アイルランド、オーストラリアなどもいます。
国交省の特別措置で、海外のコーチは船舶免許の替わりとなるオペレーションカードの制度を利用しています。また、小型船舶検査の替わりとなるボート登録に従って、イギリスとオマーンは自国から持ち込んだ艇を操縦しています。
ハーバー内のヨットハウスの廊下やロビーは海外からの選手であふれています。これから日本では数多くのセーリング競技が開催される予定ですが、ジュニア、ユースの選手がトップ選手と同じレースに出ることができるのは江の島オリンピックウークだけ。しかも、ASAF(アジアセーリング連盟)カップの1戦となっているので、今後も活発なレースになることでしょう。
いよいよ14日からレースが始まります。(レポート/齋藤愛子、写真/平井淳一 photos by Junichi Hirai)
大会サイト
http://www.jeow.org/
