葉山マリーナインターナショナルフレンドシップレガッタ2016/Jun/17

© Kazushige Nakajima/DailiySailing Japan

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6月11日、「葉山マリーナインターナショナルフレンドシップレガッタ」(HMYC主催)が開催されました。このイベントは在日外国大使館を招待しておこなう国際親善ヨットレースで、セーリングやパーティーを通じて各国のセーラーとの友好と親善を深めることを目的としています。

第3回目となる今年は、昨年参加のアメリカ、オーストラリア、カナダ、スイス、フランスに新たにオランダを加えた6カ国の大使館を招待しておこなわれました。

国対抗ともなると当然盛り上がるもので、回を重ねるごとにレースも白熱します。参加国はいずれもセーリングの先進国ですが、外交官たちの中にはセーリング未経験者やレースに不慣れな方々もいるため、自国籍の助っ人クルーを探したり、事前に練習日を設けて”コソ練”をしたり、HMYCのクラブレースに参加してみたりと、各チームかなり熱が入ってきたようです。

レース当日は、梅雨の晴れ間の快晴となりました。
第1レースは南寄りの軽風でスタートし、その後少しずつ風があがり、絶好のレース日和に。天気と風に恵まれた素晴らしいコンディションの中、予定どおり3レースが実施され、今年も盤石な走りでフランスチームが優勝を勝ち取りました。

各国にはHMYCからホストチームが付き、レースのサポートクルーはもちろん、事前のコミュニケーションや当日のゲストのアテンドなどをサポートし、ともにイベントを楽しみます。今年も各国大使館からゲストやファミリーがたくさん訪れ、ホストチームの観覧艇でレースを観戦しながら葉山の海や景色を満喫してもらいました。

アフターレースは青空のもと、ハーバーヤードで延350人が参加する盛大なパーティーがおこなわれ、葉山マリーナは国際色豊かな賑やかな一日となりました。

地元の葉山町からも語学ボランティアのみなさんに参加していただき、また同じ葉山マリーナを拠点とするジュニアヨットスクール葉山(公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団)の子どもたちもレース運営の手伝いを通じて国際交流を体験しました。

天気と風に恵まれ、クラブメンバーにとっても楽しい国際交流の一日となりました。葉山マリーナヨットクラブでは、今後もこのようなイベントを通じ、積極的に諸外国との交流を図っていく予定です。(text by 葉山マリーナヨットクラブ、photo by Kazushige Nakajima/DailiySailing Japan)



葉山マリーナインターナショナルフレンドシップレガッタ概要


主催:葉山マリーナヨットクラブ
協賛:京浜急行電鉄株式会社、株式会社葉山マリーナー
後援:外務省、スポーツ庁、神奈川県、逗子市、葉山町、日本セーリング連盟

■レース結果
http://www.hmyc.or.jp/events/2016/IFR/IFR_results_2016.pdf

■アルバム
https://goo.gl/photos/smnA82ZcYGksuyEw5

© Kazushige Nakajima/DailiySailing Japan

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