セーラーも納得!
Jリーグ公式審判員の西村雄一さんの特別講習会2015/Feb/22

ワールドカップ公式試合球を持ってレクチャーする西村雄一さん

ワールドカップ公式試合球を持ってレクチャーする西村雄一さん

2月22日、JSAFルール委員会は、Jリーグ公式審判員の西村雄一さんを講師に迎えて特別講習会を東京夢の島マリーナで開催しました。

今回の特別講習会は、「セーリングにおけるスポーツマンシップの浸透に向け、日ごろから選手や指導者に対して様々な働きかけをしている」というJSAFルール委員会が、さらに視野を広げようとの主旨から企画したもので、他競技団体から講師を招聘したユニークな試みとなりました。

講師の西村雄一さんは、昨年のサッカー FIFAワールドカップ・ブラジル大会で、日本人として初めて開幕戦(ブラジル対クロアチア戦)の主審を務めたことでよく知られています。

講演時間はおよそ1時間半でしたが、その内容はセーリングの資格保有者はもとより、指導者や選手にとって多くの示唆に富んでいました。また、それだけにとどまらず、ワールドカップの数々のエピソードや裏話なども貴重な映像をまじえながら紹介され、密度の高い有意義な時間となりました。

聴講者の1人 増田開JSAFルール委員会委員長は、「すべてのジャッジの方々に聴いてほしかったですね。セーリングに通ずる話が多く、とくに選手が裁定を受け入れ、しかも満足するかどうかは選手とのコミュニケーションが大切だという点。そのためにはどのような努力や準備が必要なのかを考えねばならないと改めて感じました。それに西村さんはプレゼンテーションがすごく上手かった。感動しました」と、納得の1時間半だったようです。

この特別講習会のレポートは3月末に発行されるJ-SAILING 110号で紹介する予定です。

足許に注目。バランスボードに乗りながら話す西村さん

足許に注目。バランスボードに乗りながら話す西村さん



講習会の最後は西村さんをまじえて記念写真を撮影

講習会の最後は西村さんをまじえて記念写真を撮影