全日本470級ヨット選手権の最終日。シルバーフリートとゴールドフリート11位以下の順位決定レースが行われた後、いよいよシリーズのメインイベントであるメダルレース(上位10チームによる最終レース)が開催された。
前日までの失点差で、優勝の可能性があるのは首位の土居一斗/今村公彦(アビームコンサルティング)と2位の松永鉄也/吉田雄悟(スリーボンド)の2チームのみ。松永/吉田が逆転優勝するには、土居/今村との間に2艇を挟んで先着しなければならない。
クルーがコクピット内に座るほどの微風の中、メダルレースがスタート。
第1マークでは土居/今村が先行するものの、ダウンウィンドレグで松永/吉田が追いつくという緊迫の展開。しかしながら、間に2艇を挟むというハードルは高く、最終レグで勝負に出た松永/吉田に対して、手堅く走った土居/今村が先着してフィニッシュ。土居/今村の初優勝が決まった。(report & photos by Kazuhisa Matsumoto)
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