
枕崎市ではレース関連イベントとして、毎年市民クルーザー体験が行われています。今年も集まってくれた多くのジュニアセーラーとフラッグを中心に記念写真を撮りました。

また、同夜開催されたレース前夜祭会場でも多くの方にフラッグを見ていただき、応援メッセージを多数いただきました。


枕崎市の前田市長から三島村の大山村長へとフラッグが手渡され、レース参加艇<LUNA>に乗せて翌日のレースで三島村へ。

ここ三島村は知る人ぞ知るジャンベの聖地。この素敵な打楽器の取り持つ縁で、村は2020年東京オリンピックでのギニアチームのホストタウンを務めます。
オリンピックの際には選手団も来訪し、村の皆さんと交流する予定とのこと。そのような事情もあり、村民の東京五輪に対する意識も高いようです。ここでも子どもたちをはじめ、多くの村民の皆さんから応援メッセージをいただきました。
ミシマカップ名物の、呑めや歌えやの大夜会もフラッグを前にして例年以上に盛り上がったのは言うまでもありません。

「2020年東京オリンピック応援フラッグ」は、これで4月の種子島カップヨットレースに加え、この7月の火山めぐり外洋ヨットレース 、ミシマカップヨットレースと南国鹿児島の三大外洋ヨットレース全ての海面にはためいたことになります。
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その後フラッグは南薩の笠沙恵比寿にて熊本県セーリング連盟の岡村理事長にお渡しし、無事熊本県へと引き継ぐことができました。

2020東京オリンピック応援日本一周フラッグリレー「九州・沖縄バージョン」、いよいよ九州周航の旅へのスタートです。
「フラッグリレー」は、日本中のセーラーを巻き込んで2020年東京オリンピック・セーリング競技会場の神奈川県江の島に到着するまで盛り上げていきます。(レポート/宇都光伸・外洋南九州会長)