セーリング日本代表選手団、佐渡産コシヒカリを贈呈される2016/Feb/04

贈呈式での意冨沢慎選手と甲斐元也佐渡市市長

贈呈式での冨沢慎選手と甲斐元也佐渡市市長

新潟県佐渡市からJSAFリオ五輪セーリング日本代表選手団へ佐渡産コシヒカリ「朱鷺と暮らす郷」300㎏が贈呈されました。

そもそもこの話は、JSAFオリンピック強化委員会の管理栄養士・武田哲子さん(びわこ成蹊スポーツ大学専任講師)が「世界で戦うアスリート飯」をテーマに講演をした際、セーリングの選手たちが「海外遠征に炊飯器を持参し、おにぎりを作って海上で食べている」というエピソードを披露したことがきっかけでした。

武田さんの講演は「新潟県新たな米産業創出技術研究会」が主催する技術セミナーで行われたもので、「スポーツ栄養から米・澱粉を考える」というのが基本テーマ。そこで武田さんはアスリートの現場の様子をレポートしたのですが、佐渡市のスタッフがこのエピソードに興味を示し、冷たくなってもおいしい佐渡産コシヒカリをぜひ食べてほしいと、セーリングチームに支給していただけることになったという次第です。

2月4日、岸記念体育館スポーツマンクラブで贈呈式が行われました。

贈呈式には新潟県出身のRS:X級男子代表の冨沢慎選手が出席し、甲斐元也佐渡市市長とがっちり握手。そして、佐渡産コシヒカリのお握りを一口食べて、「旨い! このお握りは日本イチです。ということは世界イチのお握りということ。私たちもリオデジャネイロで世界イチをめざします!」と感謝の気持ちを伝えました。

「旨い!」と富澤選手

「旨い!」と富澤選手