「ジャパンカップ」とは、JSAF(日本セーリング連盟)レース運営規則で、「日本における外洋レースの最高峰に位 置づけられる歴史あるレースである。年間に一度開催されて、その年の外洋艇の選手権を競うレースである」 と定められた権威あるレガッタ。
今年の大会の正式名称は、「第29回 全日本外洋ヨット選手権大会2014 JAPAN CUP 2014 Produced by Riviera 」で、一昨年の愛知県蒲郡、昨年の兵庫県西宮に続き、今年は相模湾のシーボニアマリーナをベースに、JSAF外洋三崎、JSAF三浦外洋セーリングクラブ、JSAF、リビエラマリンクラブの共同主催で開催されています。
今年も参加は10艇と低迷ぎみ。それも、宮城県七ヶ浜をホームとする〈Mystic-X〉を除いて他は相模湾のシー ボニア、油壺、葉山、江の島からの出場と、東日本選手権のような形になっており、来年以降の活性化が期待 されるところ。
台風11号の影響で初日(8月11日)のレースはキャンセルとなり、今日12日が初日。3レースを終えて、〈KARASU〉(Summit 40 king)がトップ。〈ESPRIT〉(Carkeek40 Mk2GP)がそれを追う展開になっています。大会は15日まで予定されています。(report by Kazuhiro Takatsuki,photos by Shigehiko Yamagishi/Kazi)
■公式ホームページ(成績など)http://jc2014.riviera-r.jp/index.html