サステナビリティキャンペーン事業採択(1件)のお知らせ2025/Aug/06


環境委員会の審査により、サステナビリティキャンペーンへの申請事業を採択(1件)したのでお知らせいたします。

■団体名 全日本学生ヨット連盟
■取組名 サステナビリティコンペ
■審査結果:採択(①4.25点、②4.25点、総計8.5点)
■事業総額 326,000円
■補助額 最大244,500円(事業総額の3/4補助)

■事業趣旨・概要
環境問題に関心はあっても、「何から始めればいいか分からない」「行動のきっかけがない」と感じている学生は多くいます。そんな現状を踏まえ、本企画は“最初の一歩”を踏み出すきっかけとなる場を提供します。
私たちは、海や湖を活動拠点とする立場として、自然環境を守る責任を自覚し、その思いを行動へとつなげる方法を模索しています。JSAFが推進するSDGsアプリを活用することで、環境への取り組みを見える化し、ゲーム感覚で楽しく参加できる仕組みを導入。これにより、全国から集まる選手だけでなく、支援者・運営スタッフなど、すべての関係者が自分にできるアクションを見つけ、実践するきっかけを作り出す。また、会場には「環境宣言付箋ボード」を設置。来場者それぞれが、「マイボトルを使う」「プラスチックごみを減らす」など、自分の宣言を付箋に書いて貼り出すことで、身近な行動を通じた意思表示を行います。その言葉が他の参加者にも刺激を与え、自然な行動の輪を広げていく仕掛けを作り出す。
こうした“きっかけの提供”を通じて、学生自身が環境問題を「自分ごと」として捉え、当連盟が開催する他大会への展開なども通じ、意識の向上と行動への連続性を生み出すことを目指します。

○サステナビリティに関する学習ブース
○ビーチ・バース・海洋ごみ回収・調査
○マイボトルの推進によるペットボトル利用削減
○使用済セールのリサイクル

■実施期間 2025年8月28日(木)~2025年8月30日(土)
■参加人数 400人
■取組内容
○サステナビリティに関する学習ブース(発信:5pt)
・みなと総研および伊勢湾フォーラムと連携し、伊勢湾再生に関する
学習展示を実施
・マイクロプラスチックの回収・展示(ペットボトル容器で可視化、人への影響問題を考えさせる機会の創設)
・参加者による付箋宣言の掲示と、インタビュー内容等をSNSで発信し、環境意識への輪を広げる。(宣言者には環境グッズ贈呈)

○ビーチクリーン・海洋ごみ回収・調査(ゴミ拾う:1〜2pt)
・風待ち時間中に浜やバースの清掃を実施
・レース時には調査船や支援艇と協力し、浮遊ゴミを回収
・三河湾におけるごみ種別の傾向を把握し、今後の対策に活用
(三河湾の浮遊ごみに関するデータが少ない)
・回収した浮遊ゴミは学習ブースにて展示

○ペットボトル利用削減への取り組み(マイボトル:1pt)
・ウォータージャグを会場に設置し、マイボトル利用を促進
・ペットボトルおよびキャップの分別回収(キャップはワクチン支援へ寄付)

○使用済セールのリサイクル(JSAFHP見た:3pt※仮設定)
・ボトルフック作成ワークショップの実施
・従来のセールバッグ作成で余った生地を再利用し、環境意識の向上を図る(リサイクル率の向上)

※活動内容に対し、アンケートを実施し、次回大会や他の大会へフィードバックを実施