環境委員会サステナビリティ(持続可能性)の取組・環境キャンペーン補助金・SDGs貢献アプリに関するアンケート結果2024/Apr/01


環境委員会は、セール・セーリング用品の不要品リサイクル等3R活動、競技大会の環境キャンペーン補助金活用、SDGs貢献アプリに関するアンケート調査を実施し、20団体にご回答いただきました。ご協力ありがとうございます。環境委員会の活動の改善に活用してまいりますので、引き続きご協力をよろしくお願いいたします。

■アンケート結果概要

●ヨット艇体・装備等について、一部団体でセール・金属類の処分を業者に依頼したり、メンバーが3R活動に取り組んだりしている。ディンギー艇体や使い古したセール・シート類の処分に困る団体が3〜4割であった。金属製品も処分に困る団体があった。半数の団体がリサイクルできそうなものは特にないと回答した。環境委員会で情報をとりまとめて、処分のニーズに対応する仕組みの構築が求められる。
●艇の太陽光パネルの設置については、4団体(回答団体の20%)が実施していた。外洋クルーザーの取組で、汚染水排水管理(環境負荷のない洗浄剤利用)を3団体が実施していた。外洋・クルーザー艇の取組知見も収集・展開し、連盟活動として評価していく必要がある。
●環境学習教材については、開発した環境学習教材は使いやすいという評価が見られた。海洋プラスチック問題・セーリングにおける3R活動・他団体の取組好事例を学習したいという団体が5割を超えた。引き続きターゲット別に効果的な教材を開発するとともに、評価・改善を図る必要がある。
●環境キャンペーン補助金の継続意向に加えて、新規に対象大会となることを希望する団体が6団体に上った。インパクトを高めるため、制度を見直して行く必要がある。
●SDGs貢献アプリについては、半数を超える団体が活用意向を示したが、動機づけ・周知が必要である。環境キャンペーン補助金の要件とする方向性であり、より親しみやすく、可視化・発信に向けた活用方策の検討が必要である。

アンケート結果報告書はこちらから⇒ アンケート結果報告書(PDF)