盛況!女性のためのレースマネジメントクリニック2023/Dec/05


Race management

講師のレクチャーを真剣に聴く参加者たち。
講師のピナール コスクネール ゲンチはトルコ出身。IRO、trainee IRO instructor、IJ, NUの資格を持ち、ロンドンパラリンピック、リオと東京五輪にIROとして参加。東京では470級のコースRepとして、次のパリ五輪にはPrincipal Race Officerとして参加予定。国際470 級の育成、マネージメントオフィシャル、ドラゴン級のテクニカル委員、EuSAFの初代副会長(RO管掌)、WS Race Management サブCommitteeメンバーでもある。


11月11、12日 ワールドセーリングおよび(公財)日本セーリング連盟レディース委員会主催、葉山港協力のもと、女性のセーリング推進・育成のための取組み「Steering the course」の「レースマネジメントクリニック」が行われました。

当日はワールドセーリングより2名の講師、クリストフ ゴーモン(Christophe Gaumont)とピナール コスクネール ゲンチ(Pinar Coskuner Genc)が来日。現役高校生役高校生をはじめとして幅広い年代、またマレーシアからの会場参加もあり、オンラインも含め連日30人を超える盛況な講座となりました。
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マレーシアからも参加者が集まった



ルールブックの正しい読み方から始まり、マイボトルでマークを配置しコース変更の際の対応の仕方等、実践的な内容も多く学ぶ事の多い2日間でした。
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英語でのレクチャー。
講師のクリストフ ゴーモンはフランス出身。1999年に IRO 取得、2008年の北京五輪以来、ロンドン、リオ、東京と4度のオリンピックにIROとして参加。多くのSailing World Cupに関与し、日本でもWCS蒲郡&江の島に携わる。また、ヴァンデグローブやグローブ40等の オフショアレースにも関わっている。Race Management Instructor、Race Official Committeeメンバー。



参加者の感想
・スタートラインは様々な要素を考慮して故意に傾きをつけることがあることが驚きだった。人だから間違えることはある。間違ったときにどうするかを教えてもらい、安心できた。
・とても楽しかった。講師をはじめ、いろんな人と交流でき、大変貴重な経験ができた。
・高校生や大学生の参加が見られたが、大学ヨット部の学生がこのようなクリニックに参加したら、今とは違うセーリングへの関わりを知ることになり、卒業後もセーリング界にとどまるきっかけになるのではないかと思う。

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充実した2日間を過ごした参加者たち