第14回ジュニアユースセーリング・シーマンシップアカデミー 愛媛県・松山2023/Apr/06


Matsuyama

松山で開催されたジュニアユース・シーマンシップアカデミーの参加者たち


■楽しみながら学び、共に成長する機会に

3月11-12日、B&G松山海洋クラブ、B&G新居浜海洋クラブに参加して頂き、松山海洋クラブの本拠地である愛媛県松山市にて行いました。

普段から交流のある両クラブですので、雰囲気も良く、非常にアットホームな中でのアカデミーにすることが出来ました。また、私達を快く受け入れて頂き、お話させて頂きました。参加頂いた子供達、父母の方々に感謝しかありません。

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瀬戸内海ならではの微風の練習


この時期の瀬戸内海は風が無い事が多く、2日間とも弱い風の中での海上練習となりましたが、子供達は生き生きと目を輝かせて受講してくれていたのが印象的でした。

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海上練習の様子


海上トレーニングでは基本的な動作の確認。個々のウイークポイントへのアドバイス、個々の疑問への解決に向けた質問形式での問題解決などを中心に行いました。

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出艇前のセールの勉強


海上での休憩時間では3月と寒い中、泳ぎまくって楽しむ子供もいれば、ポーっと休む子、質問してくる子など、それぞれの個性が出てきて観察しているこちらも個々の性格、特徴に合わせた指導、アプローチが必要なのだと改めて気づかされました。

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風が弱くなり着艇後、海面の読み方の勉強


陸上でのミーティングでは
①目を見て話をする。
②自分の事を相手に伝える練習(自己紹介、一日の振り返り、合宿で気が付いたこと)を発表
③相手を見て話を聞く練習(目を背けたときは私も話を止める)
など、相手を思いやり、リスペクトし、自分も尊重してもらう状況を作り出したところ、皆が沢山話をしてくれて、聞いてくれて、大変楽しい有意義な時間にすることが出来ました。

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シーマンシップについて、一人ずつの発言も行いました。


今回、アカデミー講師として参加させて頂きましたが、私も学ぶことが多い時間になりました。

今後も初心を忘れず、キラキラした子供たちの目をもっと輝かせられるよう、このような機会に積極的に参加させて頂きたいと考えています。(関 一人)