東京オリンピックの延期に伴い、1年遅れながら動いているフラッグリレーの近況をご報告します。
本年(2021年)4月25日に神奈川県・三崎をスタートして横浜にフィニッシュした外洋東京湾主催「三崎・横濱ヨットレース」に合わせて、同レースのコミッティ・ボートを務めた、〈ビリジャン〉が三崎から横浜までフラッグをリレーしてきました。
同日朝、〈ビリジャン〉は停泊していた三崎港「うらり」岸壁で東京オリンピック応援フラッグを掲げ、小網代沖のスタート海面へ向かい、スタートの本部艇を務めました。参加各艇は、〈ビリジャン〉に掲げられたフラッグの前を通過しながらレース参加の確認を受けました。
参加全艇のスタート後、〈ビリジャン〉はフィニッシュ地・横浜の横浜ベイサイドマリーナに向かいました。横浜ベイサイドマリーナで、〈ビリジャン〉の江口艇長が、待ち受けていた貝道神奈川県セーリング連盟会長、足立外洋東京湾会長らにフラッグを手渡しました。あわせて、貝道会長、足立会長はじめ関係者皆が、サインフラッグに応援サインをしました。
【フラッグをリレーした〈ビリジャン〉艇長のメッセージ】
オンピックのセーリング競技は、若いときにディンギーに乗ったクルーザー乗りにとって遠い存在でした。今回自身がその応援の一端を勤めたことで、身近に思えることとなりました。大会の成功を祈ります。(〈ビリジャン〉艇長 江口 洋)
【届けヨットマン・ヨットウーマンの願い】
2017年小笠原諸島、2018年沖縄を経由し、東京2020の成功を祈り、ヨットマン・ヨットウーマンの願いを書き込んだフラッグを、全国各地のマリーナやヨットハーバーをセーリングしながら引き継いできた「フラッグリレー」はいよいよ最終目的地の東京を目指します。“頑張れ東京2020” (三崎・横濱ヨットレース レース委員長 斎藤晴彦)
この後は、コロナ禍ではありますが時機を見てフラッグは横浜から、いよいよ終着のオリンピックの開催都市・東京にリレーしていく予定です。