このイベントは、外務省、スポーツ庁、神奈川県、逗子市、葉山町、日本セーリング連盟の後援のもと、日本に暮らす在日外国大使館の方々を葉山へお招きして、セーリングやパーティを通じて交流を図る国際親善イベントです。
各国にはHMYCからホストチームが付き、クラブメンバーは事前の練習から当日の応援まで、国際交流を楽しみながら共にイベントを盛り上げます。
第6回目となる今年は、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、フランス、スイス+リトアニア合同の7カ国6チームが参加し、全長9メートルのセーリングクルーザー「Y-30S」6艇を使用してレースが行われました。
新緑の山々が眩しい葉山沖、西寄りの軽風でスタートし、ほどなくして南のシーブリーズが入り、最終レースまでに徐々に風速があがる絶好のコンディションとなりました。 爽やかな5月の風の中、予定どおり3レースが実施されました。 結果は、フランスチームが1-1-1でスコアをまとめ、4度目となる優勝を勝ち取りました。
今回、4人の大使が葉山マリーナに来訪されました。
レースに参加したのはリチャード・フェアファックス・コート大使(オーストラリア)=ヘルムスマン、ゲディミナス・バルブオリス大使(リトアニア共和国)=ヘルムスマンのお二人。お二人ともセーラーで、オーストラリアのコート大使はシドニーホバートレースにも参戦の経験がある方です。
観覧艇からレースを観戦し、2020東京五輪のレース海面を視察されたのはピーター・フランシス・タビタ・ケル臨時代理大使(ニュージーランド)、ジャン=フランソワ・パロ大使(スイス)です。パロ大使は毎年来訪されています。ニュージーランドはレースに参加していませんが、ケル臨時代理大使とともに数人が視察されました。
優勝したフランスチームのヘルムスマン、パスカル・センコフさんは葉山マリーナに船を持つオーナーで、かつてはフランスのナショナルチームにも選抜されていた方です。(レポート/葉山マリーナヨットクラブ、写真/中嶋一成)
レース結果 (PDF)
https://hmyc.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/05/ifr2019_results.pdf
フォトアルバム(Photo by Kazushige Nakajima)
https://hmyc.or.jp/gallery/international-friendship-regatta-2019
大会ダイジェスト映像(YouTube)
https://youtu.be/ckOvqEO1Cs0



