「フラッグリレー」(東京2020応援プログラム)その11
フラッグは九州西岸を北上、八代海を経て長崎へ 2018/Sep/27

オリンピック応援プロジェクトのフラッグリレーは着々と進んでいます。

■外洋南九州から熊本八代ヨットクラブへ(8月7日)
2018年8月7日、オリンピック応援プロジェクトのフラッグリレーは笠沙恵比寿(鹿児島県南さつま市笠沙町片浦)で、〈チーム海連〉(今給黎教子さん)と外洋南九州のメンバーから、熊本八代ヨットクラブ(YYC)所属の〈P-2〉に引き継がれた。

前週のミシマカップヨットレース の表彰式(硫黄島)で引き継ぐ予定であったが、台風12号の接近で持ち越しになったためである(東から西へ移動する台風は過去に経験がなくまったく想定外。熊本県からのレース参加艇は無念のリタイアだった)。

台湾・沖縄・鹿児島のセーラーの想いで表裏一杯になったサインフラッグは、笠沙恵比寿を出航後、甑島里港を経由し、8月9日、八代市大島へ着いた。

 

笠沙恵比寿でのフッラグリレー

笠沙恵比寿でのフッラグリレー



甑島 里港観光協会にて

甑島 里港観光協会にて



■八代海から有明海へ(8月9日)
YYC所属〈艇羅漢柏〉により、三角西港・宇土マリーナを経由して長崎県へのリレーを担う熊本ヨットットクラブ(KYC)所属艇〈MAPPLE〉のホーム天草オーランドマリーナへ。 宇土マリーナは熊本国体の際に作られた宇土市網田にある熊本県内唯一のディンギー拠点、またオーランドマリーナはユネスコ文化遺産「三角西港」及び今年新たに開通した天草新1号橋のすぐ南に位置する民間のマリーナである。

オーランドマリーナへ引き継ぎ

オーランドマリーナへ引き継ぎ



新旧天草一号橋を通過(奥に見えるのが新天城橋、手前が旧天門橋)

新旧天草一号橋を通過(奥に見えるのが新天城橋、手前が旧天門橋)



宇土マリーナ熊本Jrと

宇土マリーナ〈熊本Jr〉と



■宇土市役所訪問(8月23日)
折角の機会なので、熊本県セーリング連盟小早川会長、西山副会長、宇土ヨットクラブ寺本参与をお誘いし、宇土市元松市長を表敬訪問した。

左から元松宇土市長、小早川会長、西山副会長

左から元松宇土市長、小早川会長、西山副会長



宇土市は2016年熊本地震の際、市庁舎が崩壊し、現在は仮庁舎となっている。旧庁舎はすでに撤去され再建中である。2020年オリンピックを見据え熊本では2019年ラグビー及びハンドボール女子世界選手権の開催がありオリンピックへの関心が高まっている。セーリング競技への熱い応援メッセ―ジとくまモン、うとん行長しゃん(宇土市のマスコットキャラクター)シールをサインフラグに頂戴した。

■フラグは長崎へ(8月25日)
KYC〈マップレ〉号はオーランドを24日出港、橘湾を通り、長崎出島ヨットハーバーを経由して8月25日ハウステンボスマリーナへ寄港。第25回ハウウステンボスカップの会場でフラグは長崎県へ引き継がれた。新に追加された2枚目のフラグにも多くの方の想いが綴られていくのがとても楽しみだ。(レポート/熊本県セーリング連盟 理事長・岡村哲生)