「フラッグリレー」(東京2020応援プログラム)その4
フラッグは北海道の室蘭へ引き継がれ、2017年は終了2017/Oct/03

_DSC30702020年東京オリンピックを成功させようとの思いをフラッグに託すJSAFの「フラッグリレー」は、第26回エンルムカップヨットレース参加艇の<クロコダイルダンディー>(函館、畳伸吾艇長)に託され、フィニッシュ地の室蘭市エンルムマリーナへフラッグが引き継がれました。

室蘭での引継式は、8月27日開催の第26回エンルムカップヨットレースの表彰式レセプションに合わせ、室蘭副市長、室蘭海上保安部長、室蘭体育協会会長他多くのご来賓や参加選手の出席をいただきました。席上、「2020東京オリンピック・パラリンピックを大成功に導くため、日本全国のヨットマンの結束と応援でヨット競技参加者へのエールで大いに盛り上げて行きましょう」と南北海道外洋帆走協会から挨拶を行いました。

フラッグを受け取った室蘭ヨットクラブ林会長から、「今年の春に小笠原レースからスタートしたフラッグリレーは、太平洋側を渡り北海道に入り、ここ室蘭で受け取りました。これまでリレーに携わったヨットマンの意を酌み、改めて2020東京オリンピック・パラリンピックの大成功に向け、北海道のヨットマンの闘魂をフラッグに注入します」と力強い挨拶があり、無事に引き継がれました。

2017年の「フラッグリレー」は北海道でいったん終了しました。2018年は雪解けの春から小樽を出発し、フラッグは日本海を下ります。沖縄~東海レースからのルートや九州一周や瀬戸内海ルートも予定しています。「フラッグリレー」は、日本中のセーラーを巻き込んで2020年東京オリンピック・セーリング競技会場の神奈川県江の島に到着するまで、盛り上がっていくことでしょう。(レポート/石川彰 南北海道外洋帆走協会理事長)