1月24日から行われていた「2017 SWC」(セーリングワールドカップ2017、米国マイアミ)470級男子のメダルレースで磯崎・高柳組がトップフィニッシュを決め、銀メダルを獲得しました。
本大会には、リオ五輪の銅メダルのギリシャ、4位のアメリカが参加し、上位争いは熾烈な戦いとなりましたが、磯崎・高柳組は彼ら以上のパフォーマンスでメダルレースを終えました。
今回のレースを通じて多くの課題も見えてきましたが、まずは2017年最初のワールドカップで日本の3チームがメダルレースに残ったことは、2020東京に向けて良い滑り出しになりました。磯崎・高柳チーム、おめでとう!(レポートと写真/中村健一コーチ)
磯崎選手のコメント
「初出場のワールドカップ大会で、2位に入ることができてとても嬉しいです! 今回のレガッタを通して課題も多く見つかりましたので、日本に帰ってから修正を行い、次のヨーロッパ遠征では、さらに高いレベルで走ることができる技術を身につけたいと思います。応援してくださった皆さんありがとうございました。
高柳選手のコメント
「メダルレースでは適度な緊張感でプレイすることができました。それは日頃からしっかりと緊張感を持ちながら練習することでそういう感覚が生まれたのだと思います。特別なことはなく、今までどおりのプレイをしたことによって得られた成果だと感じます。これからの課題点はフィジカルです。今までも怠ることなくトレーニングをしてきましたが、今回のような長い期間のレースになると最後までフルパフォーマンスでプレイすることがとても重要になると思うので今後、初日と最終日のパフォーマンスのクオリティが同じになるように鍛えていきたいと思います」
【470級(参加艇数 26艇)最終成績】
磯崎哲也・高柳彬(エス・ピー・ネットワーク・日本経済大学)【JPN4422】
2位 5-11-5-3-6-4-12-9-3-(13)-MR 2 60点
小泉颯作・野田友哉(トヨタ自動車東日本・日本経済大学)【JPN4460】
8位 19-(20)-18-17-2-2-4-5-9-3-MR12 91点
市野直毅・長谷川孝(和歌山セーリングクラブ・横浜ゴム)【JPN8】
10位 9-10-(23)-6-9-9-1-4-20-19-MR16 103点
土居一斗・木村直矢(アビームコンサルティング・日本大学Rev’S Yamaha Sailing Team)【JPN11】
11位 1-4-15-7-15-(UFD)-3-12-11-RET 95点
高山大智・今村公彦(日本大学Rev’S Yamaha Sailing Team・九州旅客鉄道)【JPN4601】
16位13-16-11-16-(20)-14-14-14-7-12 117点
今村亮・外薗潤平(一宮グループ・九州旅客鉄道)【JPN5】
17位 14-13-14-18-8-(20) -18-15-18-1 119点
神木聖・疋田大晟(Rev’S Yamaha Sailing Team)【JPN4600】
20位 (21)-9-21-21-16-8-9-20-17-4 125点
大会ホームページ:http://miami.ussailing.org/