本レースは、前身のヤンマーマリーナカップが昨年20回を迎えたことをきっかけに、より大規模なヨットレースに育てようとコンセプを新たにして始まった。JSAF外洋近北とヤンマーカップ実行委員会が共同主催となり、滋賀県セーリング連盟、京都府セーリング連盟が協力するオール琵琶湖のパワーで運営される。
レース実行委員会によると、「琵琶湖では年間50戦ほどの様々なヨットレースがあるが、セーラーにも高齢化の波が押し寄せ、若い人の姿が少ない。昔は200隻規模のヨットレースもあったが、もう一度そんなレースを開催してみたいと話が出た。学生を含めた若いセーラーも引き込み、琵琶湖の新しい風物詩となるようなヨットレースにしたい」と琵琶湖のセーラーは盛り上がっているという。
レースに華を添えるのがラセッル・クーツ氏。クーツ氏はアメリカズカップを保持するオラクルチームUSAのCEOだ。本レースのスポンサーであるヤンマーがオラクルチームUSAのオフィシャルテクニカルパートナーであることを縁に、このレースを観戦し、日本のセーラーとの交流を深めるという。
なお5月 8日にはヤンマーマリーナでレースエントリー艇を対象に「ルール講習会」が開催される予定。また、本レースを取材したテレビ特別番組が、6月26日(日)19時から1時間にわたりびわ湖放送で放映される予定にもなっている。
ヤンマーカップ
http://www.yanmarmarina.com/yanmarcup.html
昨年のレースシーンから