
アカデミーの参加者たち(宜野湾支援センター)
12月7日〜8日に沖縄・宜野湾にて2024 JSAF ジュニアユースセーリング・シーマンシップアカデミーを開催しました。宜野湾でのアカデミーは数年ぶりで、前回OPに乗っていた選手が420やILCAなどに乗っているという話を聞き、時間が経つのは早いと痛感しました。

宜野湾マリーナで行った420の陸上練習
今回のアカデミーでは、講師が一人のこともあり、土曜日は420、日曜日はOPを中心に指導を行う予定でした。生憎の悪天候により、初日の420は2艇乗れるように準備してもらっていましたが、2チームで1艇を交代しながら練習を行いました。

強風の中での会場練習
420の選手たちはこの4月からヨットを始めた選手、4月から420に乗り始めた選手、いまから420に乗る予定の選手たちでしたので、陸上でのタック練習や、トラピーズの姿勢、動作の手順の再確認等をしっかり行なってから海上に出ました。少し風が強かったので最初はドタバタとしていましたが、両方のチームともスピンを上手にはってジャイブしたりと大変上手になりました。

初日は芝生広場にテントを張ってミーティング
翌日の日曜日は、あまりの強風のため出艇さえできませんでした。普段はマリーナの一角にテントを張り、気候を生かした感じの、すてきな青空の下ミーティング等を行っていますが、強風と雨、そして沖縄とは思えない涼しさ(寒さ!)のため、近所の会議室に場所を移し、午前中は全員でシーマンシップアカデミーの教本を読んだりしながら、シーマンシップについて考えました。

室内でのミーティング
午後は420の選手を中心に、420の艤装について、チューニングのやり方、各部位の名称の確認をし、また今後のセーリングライフについての目標などを話合いました。少し難しかったところもあったかもしれませんが、選手や保護者、指導者の方と質疑応答も行いました。

沖縄では海での遊びは大変盛んですが、ジュニアやユースのセーリング活動に決して簡単なところではありません。選手自身や保護者、そして指導者の熱い気持ちの中、試行錯誤しながらも、とてもがんばっています。
またいろんな大会で沖縄のセーラーの活躍を見れることを楽しみにしています!(沖縄アカデミー講師 佐藤麻衣子)