
締結文書に調印した馬場益弘JSAF会長(左)と山口祥義佐賀県知事
日本セーリング連盟はこの度、佐賀県と「SSP(SAGAスポーツピラミッド)構想」に関する連携協定を締結いたしました。
SSP構想(https://ssp.saga.jp/)は、世界に挑戦する佐賀ゆかりのトップアスリートの育成と、県⺠がスポーツの「する」「育てる」「観る」「支える」「稼ぐ」のいずれかに何かしらの形で関わり、スポーツ文化の裾野を広げることを目的に2018年にスタートしたプロジェクトで、スポーツのチカラを活かした「人づくり」「地域づくり」を進める構想です。
JSAFは今後「SSP構想」に基づき佐賀県と連携しながら、セーリング競技の人材発掘、育成、強化、選手のセカンドキャリア支援、さらに生涯スポーツとしてのセーリング振興などに取り組んでいきます。
佐賀県はセーリングと縁の深い場所です。日本勢として初めてオリンピックのセーリング競技でメダルを獲得した重由美子さん(アトランタ五輪女子470級銀メダリスト、故人)は唐津の海で育ったセーラーです。また、その後も、ロンドン五輪に出場(男子470級)し、アメリカズカップ(ソフトバンクチームジャパン)にも挑戦した吉田雄悟さん、東京五輪に出場(ILCA7)の南里研二さん、はじめ、多くの優秀なセーラーを輩出しています。また、今年7月に開幕するパリ五輪には、高校時代に重さんの指導を受けた岡田奎樹選手(佐賀県立唐津西高校卒)が男女混合470級で出場します。