2022年11月23日〜27日、神奈川県藤沢市の江の島ヨットハーバーを拠点にOP級の全日本選手権が開催されました。
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全国各地から84人の小中学生セーラーが参加した今大会は風が安定せず、陸上での長時間の待機や、レース途中でのキャンセルなど我慢が強いられる場面が多かったものの、最終日に4レースを行うことができ計9レースを実施。初日から接戦を繰り広げた藤田蒼士選手(中学3年・B&G兵庫ジュニア海洋クラブ)と池田航介選手(中学3年・個人会員)の戦いは、4点差で藤田選手に軍配が上がりました。
総合3位、女子1位は鈴木しおん選手(中学3年・横浜ジュニアヨットクラブ)、小学生優勝は総合5位の藤田翔伊選手(小学6年・B&G兵庫ジュニア海洋クラブ)でした。藤田蒼士選手と藤田翔伊選手は兄弟での優勝です。
高学年のジュニアセーラーにとって、この大会は一つの区切りとなります。ILCAや420へとクラス替えする選手もいれば、進級・進学を機に違う活動を始める選手もいるでしょう。しかし、セーリングは性別や年齢、障がいのあるなしに関わらず誰もが楽しめるスポーツです。「小学校を卒業しても、中学校を卒業しても、ヨットは卒業しないでください」と表彰式で挨拶した馬場益弘会長の言葉どおり、OPでの出会いを大切にいつまでも続けてほしいと思います。