江の島ヨットハーバー内に移設が完了
東京2020五輪セーリング競技開催記念モニュメント2021/Nov/30



①移設記念式典に臨む(左から)中澤JSAF副会長、小島健一神奈川県議会議長、黒岩神奈川県知事、鈴木藤沢市長、湯浅裕一藤沢市観光協会会長、佐賀和樹藤沢市議会議長

移設記念式典に臨む(左から)中澤JSAF副会長、小島健一神奈川県議会議長、黒岩神奈川県知事、鈴木藤沢市長、湯浅裕一藤沢市観光協会会長、佐賀和樹藤沢市議会議長


2021年11月27日、神奈川県藤沢市の江の島ヨットハーバーにて、「東京2020オリンピック競技大会・セーリング競技開催記念モニュメント移設記念式典」が開催されました。

本式典には黒岩祐治神奈川県知事、鈴木恒夫藤沢市長、中澤信夫JSAF副会長ほかが臨席しました。

このモニュメントは今夏、江の島ヨットハーバーを拠点にオリンピックのセーリング競技が開催されたことを記念し神奈川県が制作したもので、2020年1月から江の島弁天橋の袂に設置され記念写真スポットとして親しまれていたものです。

江の島ヨットハーバーは1964年の東京五輪でもセーリング競技会場となり、敷地内には当時の聖火台が展示されていました。今回、モニュメントをハーバー内に移設し、聖火台と並べて展示することで、江の島が二度もオリンピックの舞台になった世界でも稀少な場所であることを知ってもらえることになります。

式典に先立ち、藤沢市が五輪のレガシーとして新たに立ち上げた「チームFUJISAWA2020」を通じて集まったメンバーにより、聖火台とモニュメントの清掃「ピカピカプロジェクト」が行われました。チームFUJISAWA2020は東京2020五輪のシティキャスト(主に観光客を迎え入れる地元のボランティア)が母体となり、五輪を契機として、ボランティア活動のさらなる活性化を図る取組みです。五輪は無観客となりシティキャストの活躍の機会は大幅に減ってしまいましたが、ここにも東京2020五輪のレガシーが息づいています。

モニュメントが移設された江の島ヨットハーバー内のセンタープロムナードは、一般に開放されており誰でも身近に目にすることができます。

ボランティア団体・チームFUJISAWAによる清掃プロジェクト

ボランティア団体・チームFUJISAWAによる清掃プロジェクト