2018年8月、ハウステンボスカップでのお披露目で熊本県から長崎県に引き継がれたオリンピック応援フラッグ「鹿児島沖縄バージョン」。
その後フラッグは熱いセーラー達の思いと共に順調にリレーされ、海路、佐賀県の唐津、福岡県の小戸、関門海峡を通過して、大分県の別府、そして宮崎県の宮崎市に至りました。
宮崎市では戸敷正市長を表敬訪問し、「夢・希望で感動!」とのサインをいただきました。


その後、フラッグは宮崎のヨット〈スローライフ〉に託され南下。
無事に大隅半島を回り2019年3月9日に鹿児島市谷山港に到着しました。

2018年の7月27日にミシマカップ参加艇のヨット〈サンスプラッシュ〉」により歩みを開始した九州周航。多くのフネとヨットマンたちの協力、応援をもって、7カ月半をかけて無事に完了いたしました。ご協力いただきました九州各県の同好の皆様、本当にありがとうございました。
フラッグはこの後、再び沖縄を目指し南下を開始します。
2018年は台風接近のため中止となり、残念ながらフラッグのお披露目が叶わなかった座間味レース。今年こそ! の思いを胸に2019年の座間味レース出場艇〈Vintage ‘08〉にフラッグが託されて、6月17日に鹿児島谷山港を出港し一路座間味を目指します。
いよいよあと1年少々に迫ってきた東京オリンピック。多くの人々の思いを背負ってリレーされ、フラッグはまだまだ皆さんの土地へ、港へとまわります。(レポート/外洋南九州・宇都光伸)