模型ヨットについて

模型ヨットには、「艇を作る(モデラー)」と「競技を行う(コンペティター)」の二つの楽しみがあります。そしてそのどちらにも「ルール」に基づいて管理されています。会員の中には、モデラーとコンペティターを一人でこなしている方もいて、自作艇で国内トップクラスの競技成績を残している方もいます。

競技スポーツとしての模型ヨット

World Sailing(WS)をトップとする競技セーリングの組織図を図1に示します。
WSにおける模型ヨット部門は International Radio Sailing Association(IRSA)が総括しています。IRSAには模型ヨットの国際クラスとしてIOM、Marblehead(M)、Ten Rater(10R)、A Classクラスがあり、IOM、M、10RはICA(IOMICA、IMCA 、ITCA)が設立されています。A ClassはICAが設立されておらず、IRSAが直接管理しています。
 国内では、日本セーリング連盟(JSAF Japan Sailing Federation)が国内のセーリング競技の統括団体MNAとなり、セーリング競技に関する諸規則の管理、審判や艇体の管理・計測などの事業を行っています。
 JMYAはIRSAに登録された国内唯一の団体(DNM Delegated National Members )で、JSAFのClub(艇種別団体)の認定を受けて、RRSを使用した競技の開催、艇の登録・管理を行います。

組織図

図1 競技セーリングの組織図