ledies Committee
レディース委員会

国体における チャイルドルーム 設置実施報告書

2002.10.8

日時;2002年9月21日~9月24日(4日間)
8:00~16:00 ただし、最終日のみ8:00~12:00
場所;第57回国民体育大会 夜須特設セーリング会場
2階建て建物内(1階計測所、2階来賓室、チャイルドルーム)
対象;0~6歳の乳幼児(ただし、保護者同伴を条件とする)
備品;・体温計・ベビーマット・おもちゃ各種・折り紙・カラーペン
・布団(レンタル)・文具・お絵書き用紙

[設置目的]
○子供を持つ女性選手でも、他の選手と同条件でレースに出場できるようにサポートする。
○また、女性のみならず、子供を持つ男性選手・運営役員・応援に来ている御家族等に関 しても、当ルームを利用していただく事により、一人でも多くの方々が国体に参画できるよう協力する。

[実施概要]
○今回は初の試みという事もあり、全体的な様子・流れを掴む為にも、保母等の資格を有するものを雇わず、レディース委員のみでの運営を行った。(責任者:倭委員長、受付:肥後)
○尚、資格者をおかない為、完全預かりのの託児所とはせずに、保護者(親に限らない)     
付き添いの下での利用を条件とした。
○情宣に関しては以下の通り
・ Sailingへの掲載 ・JSAFホームページへの掲載
・ 会場でのビラ配布 ・会場での放送
○また、下記報道機関からの取材を受け入れ、各分野にて報道された。

[実施報告]
○初めての試みではあったが、運営全般的に特に問題はなかったと思われる。
○部屋は、畳で広さも十分あり、また、トイレ・洗面所・台所が側に設置されていた事も        
チャイルドルームとしてはかなり適していた。
○国体開催前の情宣にもかかわらず、当ルームの設置を認識していない人が多く、当日の         
放送・声掛けにより知り、利用する方々がほとんどであった。今後は、国体における当ルームの存在が定着すれば、かなり利用者が増える事が予想される。
○ベビーマット・レンタル布団は利用者が多く、必須。
○おもちゃの質・量に関しては、今回は適当であったが、今後、人数が増える事を考えると、当然増やしてゆく必要がある。尚、御参考までに人気のあった遊び道具は以下の通り。
・風船  ・おりがみ  ・お絵書き(カラーペン、机いっぱい広げられる紙)
○テレビとビデオの設置が可能であれば、子供向けのビデオを流すと良いと思われる。
(今回は、テレビはあったが、ビデオはなかった為)

[利用者意見]
利用してくださった方々に、口答で御意見・御要望を伺ったところ、以下のものがあったので報告する。
○部屋から、選手達の出艇風景が観られるとは思わなかった。今後もこのような環境だと      
嬉しい。
○会場に設置されていたレース風景を放映しているスクリーンを、チャイルドルームでも         
観られるようにしてほしい。
○今後も、このような部屋があるのであれば、安心して子供を連れて来られる。

 

8:00

9:00

10:00

11:00

12:00

13:00

14:00

15:00

16:00

21日

  0

  0

  0

  1

  5

  0

  0

  0

  0

22日

  0

  1

  3

  1

  0

  3

  0

  2

  0

23日

  1

  0

  1

  4

  1

  1

  0

  1

  0

24日

  0

  0

  0

  0

  0

  0

  0

  0

  0

○上記データーより、朝の開始時間をもう少し遅め(選手の出艇時間が目安)にしても良いと考えられる。
○また、閉会式の開催される最終日に関して、設置の必要があるかどうかも、今後検討し てゆく必要がある。

以上