JSAFとは
JSAFは、日本のヨットレースを統括するナショナルオーソリティーです。
自然をフィールドに活動するヨットレースやセーリングスポーツを楽しむには、安全に関する知識や経験が必要不可欠です。
1人ひとりの経験によってこれらの知見を獲得するのがセーリングスポーツですが、仲間とともに遊んで、学び、体験し、先達の教えを継承し、新たな情報を共有できれば、さらに効果的に安全に海のスポーツを楽しめます。JSAFはこのようにセーリングスポーツを楽しむ人々の組織なのです。
近代のヨットレースには世界的に統一された規則があります。世界中、どこの水域でも公平にレースを楽しめるように、規則は、オリンピックの翌年に4年ごとに改正されています。
このルールはレーシングルールオブセーリング(RRS)と呼ばれ、国際セーリング連盟(World Sailing)が管理し、世界の各国セーリング連盟とともに運用しています。
日本セーリング連盟(JSAF)はWorld Sailingに加盟し、日本のヨットレースやセーリングスポーツを代表する機関として、世界中の国別セーリング連盟とともに活動しています。
日本におけるRRSの運用・管理を行うほか、安全に関する調査や研究、ヨットレースの主催・後援・協力、指導員・審判員や計測員の資格認定、艇の登録、ならびに関連する国内及び国際法律機関との折衝、セーリングスポーツの普及など、セーリングに関するすべての活動を推進する組織です。
日本セーリング連盟は会員1人ひとりの活動によって支えられています。会員の会費よって財政基盤が築かれ、日本におけるセーリング環境が整えられます。
セーリングスポーツがさらに発展するためにも、多くのヨットを楽しむ人々に仲間になっていただき、ともに活動していきたいと考えています。
| 名称 | 公益財団法人 日本セーリング連盟/Japan Sailing Federation |
|---|---|
| 所在地 | 〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町4-2 JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE 9階 902号室 |
| 設立 | 1999年 |
会長挨拶
日本セーリング連盟会長就任にあたって

このたび、河野博文・前会長の後任として公益財団法人日本セーリング連盟会長に就任いたしました馬場益弘(ばんば ますひろ)です。
熱い戦いが続いた東京2020オリンピックも成功裏に終わりました。セーリング競技の結果は470級男女2種目の入賞にとどまりました。次の2024年パリ・オリンピックに向けてメダルを狙うべく「勝ちに行く体制」にしていきます。
私は、現役セーラーとして現在でもレースをしていますが、セーリングは生涯スポーツだと思っています。それは一生続けられるという意味だけでなく、男女を問わず、ジュニアからシニアまで、障がいの有る方も、また初めての方も、一度ヨットから遠ざかった人も、誰もが自分に合った楽しみ方でセーリングが出来るので、そのことを広く国民の皆さんにアピールしていきます。
改めて申し上げるまでもなく、セーリングは自然環境の中で行うスポーツであり、環境の保全は重要な課題です。「残したいのはきれいな海」をキャッチフレーズに環境問題への取り組みを一層進めていかなければなりません。
そして「障がい者セーリング」。残念ながら東京パラリンピックでは競技種目から外されてしまいましたが、World Sailing等とも協働して是非パラリンピックにセーリング競技を復活させていきたいと思います。
スポーツ団体は、同じスポーツをする仲間で構成されているので身内の論理でことを進めがちでした。しかし、今日ではコンプライアンス遵守、ガバナンスの確立・維持・発展は重要です。また、東京2020オリンピック後の状況にあった連盟の組織、財政などの改革、各地の加盟団体組織の強化などを「選手(セーラー)ファースト」の視点で進めていきます。
このように、東京2020オリンピック後のセーリング界をさらに発展させるべく尽力してまいりますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
2021年9月4日
公益財団法人 日本セーリング連盟
会長 馬場 益弘
役員
2026-2027年度 役員名簿
| 名誉総裁 | 高円宮妃久子殿下 |
|---|---|
| 名誉会長 | |
| 会長 | 馬場益弘* |
| 副会長 | 舩澤泰隆* 土肥美智子 秋田正紀 平井昭光* |
| 専務理事 | 安藤淳* |
| 常務理事 | 萩原ゆき* 古屋勇人* 尾形依子* 地川浩二* |
| 理事 | 鷹野淳子 五十川浩司 吉田愛 丹羽巧 高田明 石原智央 井川史朗 新田肇 |
| 監事 | 上野保 紙谷雅子 鈴木保夫 |
| 顧問 | 植松眞 中川千鶴子 桑原啓三 中澤信夫 中村隆夫 富田三和子 |
| 参与 | 大谷たかを 小山泰彦 坂谷定生 森田豊三 川添雄彦 |
| 評議員 2024-2027年度 | 葛西研一 山戸雅貴 阿部力 亀谷雄朗 高橋勤司 新井幸男 山本俊貴 上原洋子 根津久一郎 笠原賢一 石川雅之 小平英博 原眞由彦 渡邉範夫 臼田真人 作田智惠子 稲葉俊彦 杉山武靖 堀田秀吾 長谷川正也 浅井一省 林泰成 加賀谷賢二 鈴木規之 坂文彦 阪田吉弘 岩﨑洋一 目瀬好男 森谷大悟 中村厚子 山岡閃 古賀正行 竹広真奈 大原博實 山田孝治 九冨潤一郎 深瀬宗久 岡村勝美 村上裕一 平島昇 松本雄一郎 沼田浩行 今村哲也 内田伸一 筒井洋二 外尾竜一 秋山淳 大森慶子 加藤重雄 国枝信哉 宮川昌久 |
| 事務局長 | 寺澤寿一 |
※*は業務執行理事
沿革
日本セーリング連盟と日本のヨットレースの歴史
公益財団法人日本セーリング連盟は、財団法人日本ヨット協会(JYA)と社団法人日本外洋帆走協会(NORC)が統合し、1999年4月1日に発足しました(当時の正式名称は財団法人日本セーリング連盟です)。 統合までの活動も含め、これまでの主な活動を年表にまとめました。
| 年 | (財)日本ヨット協会(JYA) | (社)日本外洋帆走協会(NORC) |
|---|---|---|
| 1875 | 横浜で日本初のヨットレースが行われる。 | |
| 1886 | 横浜アマチュア・ローイングクラブ設立、その中に横浜セーリングクラブを設立。 | |
| 1932 | 日本モーターボート協会機関誌として『舵』創刊。 日本ヨッチング協会の第1回ヨットレース開催。 東西両日本ヨット協会の合意により、『日本ヨット協会』が発足。 | |
| 1933 | 日本ヨット選手権と併せて第1回インターカレッジ・ヨットレース開催。優勝は吉本・鈴木組(同志社)。 | |
| 1935 | 3月、日本ヨット協会が国際ヨット競技連盟『IYRU』に加盟。 | |
| 1936 | ベルリン・オリンピック・ヨット競技。日本は五輪に初参加。 | |
| 1946 | 『第1回国民体育大会が琵琶湖にて開催。併せて全日本インカレ』復活。 | |
| 1948 | CCJ(クルージング・クラブ・オブジャパン)結成される。 | |
| 1951 | 第1回花の大島レース、参加艇17隻で開催。 | |
| 1952 | ヘルシンキオリンピック大会。日本選手団(小沢吉太郎団長、フィン級 海徳敬次郎氏)派遣、27位。 | |
| 1954 | CCJがNORC(ニッポン・オーシャン・レーシング・クラブ)に改組。登録艇数19隻で発足。 | |
| 1955 | 第1回全日本実業団ヨット選手権大会開催(琵琶湖) | |
| 1956 | 第1回神子元島レース開催。 | |
| 1960 | 第1回全国高校選手権開催(宮城県七ヶ浜) | 第1回鳥羽パールレース開催。 |
| 1962 | 第1回東京ボートショー開催。主催日本舟艇振興会 | 石原慎太郎氏の<コンテッサⅡ>が初の海外遠征。チャイナシーレースに参加。 堀江謙一氏<マーメイド>で初のシングルハンド太平洋横断に成功。 第7回初島レースで2隻が行方不明。クルー11人を失う。 |
| 1963 | トランスパックレースに石原裕次郎氏の<コンテッサⅢ>が参加。 | |
| 1964 | JYAを財団法人日本ヨット協会として再設立。 第18回東京オリンピック開催(江の島)。 成績はフィン級21位、FD級15位、スター級13級、ドラゴン級17位、国際5・5級14位 | NORCが社団法人日本外洋帆走協会に改組。 |
| 1967 | 第1回八丈島レースを開催。 | |
| 1968 | 第10回スナイプ級西半球選手権(アメリカ・フロリダ州で二宮隆雄・川村秀男組が優勝)。 | |
| 1969 | IOR(インターナショナル・オフシェア・ルール)が設定される。 シドニーホバートレースに武田陽信氏の<バーゴ>が参加。 |
|
| 1970 | ORC(オフショア・レーシング・カウンシル)が結成される。 丹羽由昌氏の<チタⅢ>、第5回チャイナシーレースで総合優勝。 |
|
| 1971 | フィン級トラベミュンデ国際レガッタ(西独トラベミュンデ)で、松山和興氏が優勝。 | |
| 1972 | 第1回沖縄東京レースを開催。 | |
| 1973 | ハーフトン世界選手権(デンマーク)に伊藤正氏の<サラブレッド>が参加。 ORC、NORCを公認する。 |
|
| 1974 | クォータートン世界選手権(スウェーデン)に三宅智久氏の<トレーサー>、丹羽由昌氏の<チタⅢ>が参加。 | |
| 1975 | NORC、ORC特別規定を導入する。 | |
| 1976 | モントリオールオリンピック開催。成績はフィン級21位、470級10位、FD級18位。 | 沖縄海洋博記念太平洋横断シングルハンドレースで戸塚宏氏が優勝。 ヨット専用の無線海岸局三崎ヨットが開局。 |
| 1977 | アドミラルズカップレースにナショナルチームが初参加。 | |
| 1978 | 第30回バルチックレガッタ(旧ソビエト・タリン)で470級の小松一憲・箱守康之組が優勝。 | クォータートン世界選手権を日本で開催。日本艇が優勝。 |
| 1979 | 470級世界選手権(オランダ・メデンブリック)で甲斐幸・小宮亮組が優勝。 | 第1回小笠原レースを開催。 |
| 1982 | パンナムクリッパーカップで才田忠利氏の<飛梅>が総合優勝。 | |
| 1983 | BOCシングルハンド世界一周レースで多田雄幸氏がクラス優勝。 大阪世界帆船まつりのメモリアルレガッタにクルーザー540隻が参加。 第1回グアムレースを開催。 |
|
| 1984 | ロサンゼルスオリンピック大会。成績は470級1位、1FD級14位、ソリング級17位、ウィンドグライダー級16位。 | 小樽ナホトカレースを開催。 |
| 1985 | 世界初オールチタン製56フィートレーサー<摩利支天>進水。 | |
| 1987 | FJ級世界選手権(境港)で島津・長谷川組優勝。 | メルボルン大阪ダブルハンドレース、W・トンプキンズ氏と大儀見薫氏の<波切大王>が優勝。 |
| 1988 | ソウルオリンピック大会。 成績はトーネード級21位、ソリング級11位、FD級20位、470級男子12位、470級女子18位、フィン級26位、DIV2級18位。 | |
| 1989 | 470級世界選手権と470級女子世界選手権開催(津)。堤智章・堤伸浩組が優勝。 | オークランド福岡ヤマハカップが開催。 |
| 1990 | ケンウッドカップで日本のナショナルチームが優勝。 | |
| 1991 | NORC、IMSを導入。 | |
| 1992 | ニッポンチャレンジ、アメリカ杯に初挑戦。予選で4位に。 バルセロナオリンピックの470級女子で重由美子・木下アリーシア組が5位に初入賞。 | ジャパングアムレースで2隻が遭難沈没、14人のクルーを失う。 |
| 1993 | ジャパングアムレースで遭難した14人の中の3家族が損害賠償を求めて提訴。 | |
| 1996 | アトランタオリンピックの470級女子で重由美子・木下アリーシア組がヨット界初の銀メダル。 | |
| 1997 | 裁判は裁判長の職権和解が成立。 | |
| 1998 | JYAとNORC、組織統合に関する「基本合意書」を承認 | |
| 1999 | 4月1日、JYAとNORCが統合され、財団法人日本セーリング連盟(JSAF)として発足 | |
| 2000 | シドニー・オリンピック 470級女子が 8位入賞 | |
| 2002 | アジア大会(プサン)で OP級の金メダルをはじめ、3種目で銀、4種目で 銅メダル |
|
| 2004 | アテネ・オリンピック 470級男子で関一人・轟賢二郎が銅メダル獲得(男子初のメダル) | |
| 2005 | 愛・地球博記念国際セーリングシリーズ開催。6つのレース、環境シンポジウム、子どもセーリングキャンプ、体験乗船を行う | |
| 2006 | アジア大会(ドーハ)で女子470級が金、男女420級と女子OP級が銀、男子470級が銅メダル | |
| 2007 | ISAFが創立100周年、JSAFが創立 75周年を迎え、”Sail the World 2007” プロジェクトを推進(130イベント約5,800艇参加) |
|
| 2008 | 北京・オリンピック 470級男子が7位入賞 | |
| 2009 | ニューヨークヨットクラブ主催の第1回インビテーショナルカップにJSAF代表チームが参加し、3位となる | |
| 2010 | 沖縄-東海レース開催。沖縄をスタートする長距離レースが復活 アジア大会(広州)で男子470級、女子470級、マッチレースの3種目で金メダル |
|
| 2011 | 東日本大震災が発生しセーリング界も多大な被害を受ける。「がんばれ 東日本!」などの被災セーラー支援プログラムを展開 第2回 NYYC インビテーショナルカップで6位 |
|
| 2012 | JSAFが財団法人から公益財団法人へ移行 | |
| 2013 | 2020 東京オリンピック・パラリンピック開催決定 第3回 NYYC インビテーショナルカップで 6位 |
|
組織体制

トップマネジメント・機関
- 名誉総裁憲仁親王妃久子殿下
- 名誉会長
- 評議員会
- 理事会(業務執行理事 / 理事)
- 常任委員会(業務執行理事
監査・諮問機関等
- 監事上野 保 / 紙谷 雅子 / 鈴木 保夫
- 参与大谷 たかを / 小山 泰彦 / 坂谷 定生 / 森田 豊三 / 川本 謙使
- 顧問植松 眞 / 中川 千鶴子 / 桑原 啓三 / 中澤 信夫
- 最高審判委員会委員長 藤井 裕
- ドーピング規定委員会委員長 清水 昭
役員(業務執行理事)
- 会長馬場 益弘
- 副会長中村 隆夫 / 富田 三和子 / 舩澤 泰隆 / 土肥 美智子
- 専務理事安藤 淳
- 常務理事望月 重宜 / 中村 和哉 / 萩原 ゆき
- 理事古屋 勇人 / 宮野 幹弘 / 尾形 依子 / 荒川 浩二
運営統括
- 経営企画委員会
- 事務局長寺澤 寿一
実務グループ・各委員会
総務・広報グループ(統括責任者:富田 三和子)
- 総務委員会(委員長:浅田 兼之)
- 財政委員会(委員長:松田 一隆)
- 事業開発委員会(委員長:平松 隆)
- 広報委員会(委員長代行:萩原 ゆき)
- 国際委員会(委員長:堀川 郁子)
- 環境委員会(委員長:大垣 俊明)
- レディース委員会(委員長:長田 美香子)
- 海 その愛基金 海洋環境クリーンプロジェクト推進委員会(委員長:畑山 誠三)
競技運営グループ(統括責任者:中村 隆夫)
- ルール委員会(委員長:藤井 裕文)
- レースマネージメント委員会(委員長:京黒 太郎)
- ワンデザインクラス計測委員会(委員長:中村 和哉)
- 医事委員会(委員長:栗原 茂樹)
- 国スポ委員会(委員長:黒川 重男
普及強化推進グループ(統括責任者:舩澤 泰隆)
- 普及委員会(委員長 佐藤 公俊)
- 育成委員会(委員長 中村 公俊)
- オリンピック強化委員会(委員長 宮本 典文)
- キールボート強化委員会(委員長 久保田 悟)
- 指導力向上委員会(委員長 坂口 英章)
- eSailing委員会(委員長 尾形 依子)
- アスリート委員会(委員長 吉田 愛)
- アンチ・ドーピング委員会(委員長 矢部 信成)
外洋艇推進グループ(統括責任者:舩澤 泰隆)
- 外洋常任委員会(委員長 舩澤 泰隆)
- 外洋計測委員会(委員長 川合 紀行)
- 外洋安全委員会(委員長 宮川 冨久)
- 通信委員会(委員長 坂口 誠治)
- アメリカズカップ委員会(委員長 植松 眞)
- ジャパンカップ委員会(委員長 中澤 信夫)
パラセーリング普及強化推進グループ
- パラセーリング委員会(委員長 佐藤 公俊)
経営企画委員会(各担当チーム)
- 協賛担当チーム(副委員長 久保田 悟)
- JSC国際大会開催助成担当 アジア大会統括チーム(副委員長 中村 和哉)
- 経営戦略担当チーム(副委員長 舩澤 泰隆)
- See Sports検討担当チーム(副委員長 宮野 幹弘)
- ボランティア管理活用担当チーム(副委員長 富田 三和子)




