日本セーリング連盟


国土交通省からの中間提案




国土交通省からの中間提案
(11月01日プレジャーボート総合政策懇談会 において、議題)

1)出港前点検等の実施
出港前点検の内容は燃料、潤滑油の点検や気象・海象の情報収集等、基本的かつ必要最小限の事項としてはどうか

2)飲酒操船について
判断能力に影響を及ぼさない程度の飲酒において、輻輳状況が陸上と異なることから ヨット等シーマンシップに期待する考え方も有る

3)迷惑操船
アメリカ・オーストラリアなどの徐行最高速度制限についてのルールの設定について議論があったが、具体的な提案はまだ出ていない。
国レベルでの規制より、地方での取り扱いが適当ではないかとの意見も有る。

4)救命胴衣の着用
危険に対する判断能力が不充分で自己責任が求められない、子供についての義務化を図る。
転落に危険性が極めて高い水上オートバイや荒天時の暴露甲板上など危険と判断される場合についても義務化。
ヨット等ハーネスの活用が主になる場合も考慮する。

5)船長免許制については、一般の船舶と操船方法が異なり組織運行である帆船のヨットについては有資格者が 甲板上で適切な指揮を行っているので有資格者の操縦の例外とする。

6)免許の資格区分
利用者のわかりやすさ操縦行為への直接影響等の観点から、総トン数と航行区域の指標のうち船舶総トン数を採用し、 5トン未満、5トン以上で区分し1級2級としたらどうか。新2級は5海里以上も航行ができる。
水上オートバイは操作特性が異なることから別の免許体系とする。

乗船履歴の導入について、考慮すると言うものの、具体的回答無し。
その他、ヨット免許、ボート免許の区分の案、営業免許についての委員からの提案もあるが回答は無し。

以上