□第三回相模湾ヨットウィークレポート

第三回相模湾ヨットウィークレポート


(記)レース委員長 林 伸樹


11月2、3日に第三回相模湾ヨットウィークが開催されました。
この時期は、秋も深まり海から遠ざかる方も多いようですが、セーリングには格好のコンディションになることが多く、また連休を利用してレース日程が組めることで、多くの方がレガッタを楽しめることを期待して3年前より開催を始めました。一日1レースで二日間、計2レースでのレガッタ方式は、参加する方にとってもそれほど無理のないスケジュールでレースを堪能できるのではないでしょうか。今回は23艇の参加でしたが、今後もレースとパーティーの内容充実を目指し、さらに多くの方々にこのレガッタを一緒に楽しんでもらいたいと考えています。

11月2日は小網代沖から城ヶ島南西沖ブイを往復する12マイルのディスタンスレース。事前の情報ではかなり強い風が吹くのでは?と心配をしていたものの、スタート時には予想だにしなかった微風となり、徐々に風速が上がる展開となりました。スタート後に吹き出した岸からの風をいち早く捉えたEBB TIDEがそのままファーストホーム。全艇フィニッシュし第一日目のレースを終了しました。その後の油壺ヨットハーバー(三崎マリン)でのウェルカムパーティーでは、油壺ヨットクラブ(AYC)のご協力をいただき、皆が楽しめる素晴らしいひとときを過ごさせていただきました。パーティーの後半にはジャズバンドの演奏もあり、第1日目の夜は更けていきました。

明けて3日は、上下のソーセージコースを回るインショアレース。前日から様変わりし、西南西からの強風と大きな波に苦しむ厳しいレースとなりました。短めのレグの設定だったため、かなり慌しいレースだったかもしれません。レーサークラスではBIG APPLE、クルーザークラスではパーティースタッフとしても活躍してくれたKUROSHIOがファーストホームしました。フィニッシュ時の本部船が定置網に近かったことは、当方の反省点としてこの場をお借りしてお詫びいたします。

二日目のパーティーはアワードパーティーと銘打って京急マリーナにて、ソルティライフヨットクラブ(SLYC)のご協力で盛大に行われました。成績発表の場で参加各艇に賞品をお渡ししました。残念ながらパーティーに参加できなかった艇の賞品は、じゃんけん大会で山分けとなりました。来年は是非パーティーにもご参加ください。2日間のオーバーオールでの総合成績では、優勝:EBB TIDE、2位:ROUGE、3位:SACHIKAZEが表彰されました。おめでとうございます。

今回のレガッタを全ての方にご満足いただけたかどうかは知る術もありませんが、クラブレースの延長線上にある手作りの雰囲気をお楽しみいただけたものと思います。レースとパーティーを皆でエンジョイすることもすてきなヨットライフだと思います。是非来年も集まりましょうよ!皆さん、待っていますよ!



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