沖縄レース実施要綱




1.主 催  :  財団法人 日本セーリング連盟 加盟団体 外洋三崎

  大会役員    大会会長   戸田  邦司 JSAF副会長
          大会副会長  古川  保夫 JSAF外洋本部長
          大会副会長  東江  正喜 沖縄県セーリング連盟 副会長
          大会副会長  川久保 史郎 JSAF外洋三崎 支部長

  レース運営   西暦2000年・沖縄サミット記念 
          キャプテンサンタ沖縄レース 実行委員会

2.協 賛  :  ジョイマークデザイン(株)、オリオンビール(株)

3.後 援  :  海上保安庁、宜野湾市(沖縄県)、三浦市(神奈川県)、
         (財)沖縄県公園・スポーツ振興会、(株)朝日新聞社、
         (株)沖縄タイムス社

4.協 力  :   沖縄県セーリング連盟、JSAF外洋東海、JSAF外洋東京湾、
          JSAF外洋湘南、JSAF外洋三浦、(社)関西ヨットクラブ、
          油壺ヨットクラブ、宜野湾港マリーナ、
         (株)新西宮ヨットハーバー
          三崎マリン(株)、各VHF無線局

5.日程(予定)
  スタート     :  2000年4月30日(日)12:00(宜野湾港マリーナ沖)
  フィニッシュ   :  神奈川県三浦 小網代沖
  タイムリミット  :  2000年5月9日 12:00
  フィニッシュラインの維持  :  2000年5月7日(日)12:00迄とする。

 2000年5月7日12:00を過ぎてフィニッシュしようとする艇は帆走指示書に記された見
通し線上をフィニッシュラインとし、自己においてフィニッシュタイムを記録しレース
委員長に報告すること。

6.責任の所在
1 本レースのレース委員会はレースの公平な成立のみに責任を担う。
2 艇と乗組員の安全の確保は、オーナーの避けられない責任であり、オーナーは所有
 艇を最良の状態で十分な耐航性を有するように保持し、荒天の海にも対抗できる経験
 十分なクルーを乗り組ませるように万全を尽さなければならない。
3 オーナーは船体、スパー、リギン、セール及び、他のすべての備品を確実に整備し
 また特別規定安全備品が適正に維持格納され、それらの使用方法と置き場所をすべて
 のクルーに熟知させておかなければならない。
4 レースコースにおいて主催、運営、協力に関する団体等はレース参加艇の乗員及び
 安全について、何ら責任を負うものではない。
5 レース艇がのスタートをするか否か、あるいは、レースを続行するか否かはすべて
 各艇の責任でのみ決定される。
6 オーナー及び艇長は上記の基本規定を乗組員各人に周知徹底しておくこと。 
 
7.適用規則
1 国際セーリング競技規則1997-2000(以下'RRS'とする)
2 ORC SPECIAL REGULATIONS 2000 カテゴリー2以上(以下'ORC-SR-CAT2'とする)。
3 沖縄レース特別規定
4 国際海上衝突予防法
5 実施要項
6 帆走指示書
7 NORC外洋レース規則(2000年4月1日までにJSAF外洋規則が施行されればNORC外洋規
 則はJSAF外洋規則に読み替える)を適用するが、本項が、上記実施要項若しくは帆走
 指示書と当規則との間に矛盾が生じた場合には、実施要項及び帆走指示書が優先され
 る。

8.参加資格(各クラス共通)
1 有効な船舶検査証(近海取得)を有する艇。
2 ORC-SR-CAT2以上及び、本レース特別規定を満たしている艇。
3 ヨット保険(賠償責任保険、搭乗者傷害保険、遭難捜索費用保険)に加入している
 艇で、搭乗者傷害保険は一人死亡時、1億円以上で乗員全員分の加入である事。
 さらに遭難救助保険を付帯していることが望ましい。(遭難捜索費用保険、遭難救助
 保険は別個の保険です。)
4 JSAF外洋本部の登録艇。
  全ての参加艇のうち、有効なIMS証書を所持している艇はそのコピーを提出するこ
 と。所持していない艇の内、期限切れのIMS証書を所持している艇はStability Index
 が110°以上であり、その後その艇を改造していない旨を記載したオーナーの署名入
 り申告宣誓書を提出すること。 更にそれ以外の艇は、デザイナーかビルダー、若し
 くはその双方から証明されたStabilityCurveかLPS(復原力消失角)の記載されてい
 る文書と艇を改造していない旨を記載したオーナーの署名入り申告宣誓書を提出する
 こと。
  また、同型艇にStability CurveかLPS(復原力消失角)のデータがある場合にはそ
 の記載がある書面に、艇を改造していない旨を記載したオーナーの署名入り申告宣誓
 書を添えて提出すること。
5 IMSクラス
 ・2000年IMS GPH650.0以下で有効なレーティング証書を有する艇。
 ・2000年IMSルール及び、IMSレギュレーションに適合している艇。
 ・LOA9m以上のモノハル艇。
6 CRクラス
 ・CR98 Ver7.0以降でGTA690.0以下の有効な計測証書を有する艇。
 ・LOA9m以上のモノハル艇。

9.沖縄レース特別規定
1 競技参加契約書
・ 乗員は乗員参加申し込み時に主催者と競技参加契約を結ぶ事。
(4月27日迄に主催者と契約を締結の事。)
2 セール枚数制限
・ 予備のメインセール1枚を積むことが出来る。
・ IMSクラスはヘッドセール、スピネーカーを搭載可能枚数の各1.5倍までと
 し、端数は切り上げる。
3 無線設備に関する規定
・ 衛星系携帯電話、国際VHFを装備する艇。
・ 2台以上の地上系携帯電話(PHSは除く)
    携帯電話(衛星系、地上系)の運用に際して以下を義務づける。
    ・携帯電話を収容出来るウオータープルーフのバッグの装備。
    ・艇内の電源から携帯電話のバッテリーを充電出来る装置の搭載。
    ・携帯電話の電話番号をレース委員会に通知すること。
・ 予備の通信手段として、上記とは別個に衛星系携帯電話、HF-SSB無線機(2182の発
 射が可能な)通信設備のいづれかを開局し、陸上と確実に連絡が出来る通信手段を有
 する艇。または上記通信設備以外にアマチュア無線局の開局(21MHzのSSB)で代用す
 る事も認める。
・ 衛星系EPIRBを装備する艇。(インプットIDを参加申込書に記載すること)
 無線に関する推奨規定として
・ 携帯電話での運用の際は携帯電話用外部アンテナの取り付けが望ましい
4 安全に関する追加規定
・ ジャックステイはデッキに初めて取り付けてから12ヶ月以内のもの。
・ 乗組員全員はパーソナル高輝度ランプか、ストロボライトを携帯すること。
・ セイフティ・ハーネスは最近のもので、ハーネスラインは2m以内でかつ、ハーネ
 スラインの両端にクリップがついているもの。
・ 参加艇から提出される報告に虚偽が認められた場合にはレース委員会はそれを理由
 に艇、及び艇長または乗組員の参加を拒否することができる
5 安全に関する追加推奨規定
・ バッテリーのうち1つは密封型もしくはゲル型を搭載することを推奨する。
・ 各種通信設備に付いては防水性に十分考慮した設置をすること。
6 乗員資格
・ 各クラスとも艇長はJSAF会員で290浬以上の無寄港セーリングを経験している
 者で、クルーはJSAF会員で150浬以上の無寄港セーリングを経験している者。
・ 艇長は自己経歴申告書を提出することと、クルー認定書に署名のこと。

10.クラス
1 IMSクラス
2 CRクラス
   各クラスとも参加艇が3艇に満たない場合はクラス分けを見直す場合がある。
   また、参加艇総数が5艇に満たない場合はレースを中止する場合もある。

11.広告
  エントリーした全ての参加艇は、ISAFによる新しい著作権法の適用を理解し、
 受諾したこととする。
1 広告コードカテゴリーCを適用し、ハルの前25%は主催者が選択したスポンサー広告
 のために使用する。
2 マスト・ブームは各艇の自由とし、ヘッドセール以外、(スピンネーカを除く)の
 セールに付いても各艇の自由な広告を許可されるが、セールナンバーから充分に離さ
 なければならない。
3 競技者の衣類その他に表示する広告も自由である。
4 著作権 (新ISAF Media Rights の適用)
5 本レースに関する全ての著作権は第12回沖縄レース実行委員会に所有される。
6 雑誌、報道誌、インターネット等へ記事を書く場合には第12回沖縄レース実行委員
 会に事前に連絡をすること。

12.参加申込み(必要書類)
1 レース参加申込書。(参加料振り込み証書のコピーを添付)
   ・2000年3月20日を申し込み期限とする。(期限厳守)
   ・参加艇はe-mailでの連絡先を明記する事を義務づける。
2 レーティング証書。(コピー)
3 特別規定検査カテゴリー2合格証。(コピー)
4 有効なIMS証書を所持していない艇は、8(参加資格)の項目5を証明出来る
  オーナーの署名入り申告宣誓書。
5 ヨット賠償責任保険証書。(コピー)
6 艇長の自己経歴申告書及びクルー認定書。
7 出艇申告書。
8 JSAF会員証のコピー
9 競技参加契約書
 (上記の2〜4の各書類は2000年3月末日、5〜9は2000年4月20日迄に提出のこと)

13.エントリーフィー
1 1艇100,000円、 乗員一人10,000円
・ 参加艇は艇のエントリーフィーを2000年3月20日迄に振り込むこと。
・ 乗員のエントリーフィーは2000年4月20日迄に振り込むこと。
2 レイトエントリーは3月末日の振り込みまで受け付ける。
(必要書類等の受付期限は12の期限内に提出のこと)
・ レイトエントリーフィーは1艇エントリーフィー100,000円+50,000円の事務手数料
 を振込むこと。
乗員一人10,000円は2000年4月20日迄に振り込むこと

 
14.申込先、連絡先、エントリーフィー振込先
1 申し込み先
   第12回沖縄レース委員長 赤間 匡
   Fax 044-949-1046 (FAX A4サイズに統一)
   帆走指示書はエントリーした艇に3月20日以降に送付する。

2 問い合わせ、連絡先
 e-mail okinawa-race@jsaf.or.jp
 Fax 044-949-1046 

3 振込先
    第一勧業銀行 大井町支店
    普通預金
     口座番号 1774343
     口座名  JSAF外洋沖縄レース

15.賞
1 IMSクラス
    総合1位〜3位
2 CRクラス
    総合1位〜3位
3 IMS/CRクラス共通
   ファーストホーマー
4 参加完走証明書(完走艇の乗員全員)
 
 上記は変更する事がある。

16.インスペクション
 レースの公平さを保持するため、またオーナー、艇長の避けられない責任を喚起する
ため厳正に行う。
1 スタート時
・ 4月27日13:00〜16:00(実施場所:宜野湾港マリーナ)においてオーナーもしく
 は艇長立ち会いのもとに行う。(代理人不可)
・ 不合格となった艇は4月28日10:00〜16:00までに再検査を許される。(ただし、二
 回まで)
・ 3回目の検査で不合格となった艇は参加を取り消される。この場合、参加費用は返
 却しない。
2 フィニュッシュ時
・ レース委員会の判断により、フィニッシュした全艇又は任意に選択した艇に対して
 実施される場合がある。
・ 日時:フィニッシュ直後
・ 場所:油壷

 
17.艇長会議
1 レース参加艇の艇長は必ず参加すること。(代理人の出席は不可)
2 日時:2000年4月29日(土)16:30〜17:30(予定)
3 場所:宜野湾港マリーナ(予定)

18.前夜祭
1 日時:2000年4月29日(土)18:00〜20:00(予定)
2 場所:宜野湾港マリーナ(予定)
3 会費:一人5000円予定(レース参加者は無料)

19.表彰式・パーティー
1 日時:2000年5月(日時は未定)
2 場所:未定
3 会費:未定

20.レース艇の暫定泊地に関して。
  泊地における艇の管理は、艇のオーナー及び艇長に全ての責任がある。
1 スタート時   :沖縄 宜野湾港マリーナ
           4月23日〜スタート時まで係留可能
2 フィニッシュ時 :三崎 油壷特別泊地
           フィニッシュ時から、5月14日まで係留可能
21.実行委員会
   JSAF外洋三崎
     実行委員長     池田 栄宏
     副実行委員長    林 伸樹
     レース委員長    赤間 匡
     副レース委員長   近藤 等(計測委員兼務)
     副レース委員長   安木 邦貴
     プロテスト委員長  山崎 理人
     プロテスト委員   鈴木 一行
     計測委員長     鈴木 利夫
     通信委員長     嶋崎 義昭
     通信委員      池野 康雄
     安全委員長     福田 祐一郎
     財務委員長     市原 恭夫
     広報委員長     中里 英一
     広報        日向野 行平
     事務局長      高村 宏
     事務局       関 恭一郎
     事務局       横山 勝重
     事務局       渡邊 普也