● 競技力向上委員会

平成18年度ユースナショナルチーム候補選手東日本強化合宿
(事業報告)

 競技力向上委員会事業である「ユースナショナルチーム候補選手東日本強化合宿」を、平成19年3月20日から23日(3泊4日)の日程で、静岡県三ケ日青年の家で開催しました。

 先に唐津で実施した西日本強化合宿に続いて、東日本エリアの選手を対象に本合宿を昨年から実施していますが、今回、北は北海道から西は香川の幅広いエリアからユース候補選手20名、地元のユース選手等35名が参加しました。
今回の東日本合宿では、シングルハンダー(レーザー&ラジアル)が9隻、シーホッパー級SRが7隻、スループ艇(FJ、29er)が9隻の34名が参加しました。

西日本合宿では、ナショナルチームの選手からの指導を実施するが、NT選手の欧州遠征出発等の関係で東日本合宿では、JSAFコーチングスタッフで実施した。

合宿中は、NWの風速5-12m/secが毎日コンスタントに吹く中で、コース練習、マークエクササイズによる基本動作の反復練習を行なった。

合宿中の4日間は、風にも恵まれマークエクササイズ、基本動作の反復練習及び夜の座学(練習の反省)と充実した4日間であったと思う。

またJSAF指導委員会の指導者講師講習会も3/20-21の2日間、同時に開催され、ノースセイルの白石選手、医事事・科学委員会の小澤さん(管理栄養士)及び競技外ドーピング検査も実際に行い、海上及び陸上と有意義な合宿が出来たと思います。

今後は、5月3日から開催されるユースワールド国内代表選手選考会(唐津)で代表選手が決定し、5〜6月にナショナルチームの強化合宿に代表選手を参加させ、レベルアップを図る予定です。全体的に、東日本合宿は各水域のユース選手が参加したことで、合宿期間を通し互いに新しい仲間が増え良いライバル意識が高められた印象です。
今年は、双方の合宿に参加し練習を観察した印象ですが、東高西低の傾向にあったと思いますが、西日本選手の奮起を期待します。

 合宿終了後に、浜名湖でのジュニア/ユース対象の大会も開催され、合宿の成果を試す絶好の機会でもあり、多くの合宿組が参加し上位に入りました。


報告者: 競技力向上委員会委員長 箱守 康之

Photo:JSAF
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施設内艇庫前で練習内容を説明する全体ミーティング
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今年のユースワールドで採用される29er級を前に陸上でのシュミレーション説明
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今回の合宿は、風に恵まれシングルハンダー選手は、毎日ハイクアウトが続く合宿でした
Photo:JSAF
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出艇前のシングルハンダー艇と秋山コーチによるシングルハンダー組のミーティング