● 指導者委員会 

JSAF 指導者委員会


あなたをお待ちしています
・・・公認指導員へのご案内・・・


指導者委員会 斉藤 威


  ヨットを教えるのに資格が要るの? ではなく、海とは、風とは、波とは。安全とは、楽しさとは。 などなど、もう一度スポーツとしてのヨットを、レクリエーションとしてのヨットを考えるために 講習を受ける。結果としてあなたの指導者としての資質の高さが証明される。  セーリングの公認スポーツ指導員として・・・

  選手が伸び悩んではいませんか? それはコーチのあなたが伸び悩んでいるからでは? もう一度コーチ学を一から学んでみましょう。 知っていることの確認、新たな知識を得 ようとしている姿に、選手のあなたを見る目が変わります。 次のオリンピックメダリストを あなたの手で・・・

不景気でも、不景気だからヨット
  21世紀も2年目を迎えました。いつまで続くこの不景気。こんな時だからこそ大海原でセーリングを。 しかも1週間ほどの休暇をとって、家族みんなで。と行きたいものですが、現実は最近マリーナや ハーバーでよく見かけたメンバーの顔がどこへやら。セーリングクルーザーやディンギーも減る一方です。 『どうした日本。どうしたセーリング連盟。』と発破をかけられている今、何をもって現状を打破するのか。 セーリング人口の減少を食い止めるという大きな宿題を抱えているところです。
  そして、惨敗だった?「ソルクレイト」。    セーリングは?  いま「アテネの海に日の丸を」をスローガンに、選手強化が真っ盛り。長期沖縄合宿の成果が期待されています。 また、「JSAFセーリング・ゴールドプラン」がもうすぐまとまります。その最大のポイントは 「一貫指導システムとこれを支える指導者育成」です。

まずはジュニアを
ところが一方世間では、こどもたちのライフスタイルが変化し、心身ともに元気な明日の日本をしょって たつような人材がいなくなってしまうことの恐れがあってか、「山ガキ」「海ガキ」の復活、 自然派のガキ大将復活を求める声が高くなってきたようです。具体的には「水辺活動」 が学校教育の現場で取り入れられることになり、特にヨットは注目の的で、私たちの活動に 期待が寄せられているところです。さらには学校の週休2日制が始まり、「総合型地域スポーツクラブ」 作りが国策(スポーツ振興基本計画…スポーツ振興法による)として進められているところで、 今こそ子供たちにセーリングの楽しさを知ってもらう大きなチャンスがやってきているのです。 そして未来のオリンピックのゴールドメダリストを、アメリカズカッパーをあなたの手で育ててほしいのです。

指導者が求められている
そこで起こってくる最大の問題は、誰が責任を持って子供たちのお世話をするの?ということです。 ただヨット暦が長いだけでは教えるヨットマンも教えられる子供たちも、父兄も、学校も、 特に校長先生は不安のかたまり。ある一定のセーリング経験、技術を持ち、場合によっては 命と引き換えになるような自然の中で、安全に楽しくセーリングを教えるためのノウハウを学び、 スポーツが何たるかの見識を備えた者であることの証明を持つ人。つまり公認指導員が求めら れているところです。指導員の公認については、いわゆる「お墨付き」といった形式的なもので、 否定的に捕らえている方もおいでのようですが、ことセーリングの指導の現場においては、 その特殊性から「知っている。出来る。」ことの真実とそのことを第三者が認めた公認指導員 のいることが求められているのです。また、ヨットという競技特性を基礎から知ってこそ 「速く走る子」を「早く育てられる」のです。

数を増やし、質を高めて
セーリングの指導者については、認定制度ができてからほぼ30年が過ぎ、途中制度改革や統合を経て、 現在は公認指導者の数は1,000人を超えるまでとなっています。
  しかし、指導者の高齢化が進み、海に出て一緒にヨットに乗り、手取り足取り教えられる指導者が 少なくなってきた現実を考えると、これからさらに多くの若い、熱意ある指導者の育成を進めて いかなければなりません。とにかくヨットに出会う機会をより多く提供し、セーリングの基本を わかりやすく教え、セーリングを楽しむ方が増えるようにするため、現在も指導者養成講習の 受講生を募集しているところです。地域やクラブなどで初心者を対象にヨットを教えるには 「公認スポーツ指導員」の、また学校の部活やクラブ、チームでヨットレースの選手を育てるには 「公認コーチ」の養成講習を受け、是非とも資格を取っていただきたいものです。というより、 資格を取るための講習で、自分の指導力の更なる充実を図っていただけるはず、とお勧めするものです。

講習会にどうぞ
現在、平成14年度の「C級スポーツ指導員養成講習会」の受講者を募集中です。 平成13年度の「C級コーチ養成講習会」は5人が受講中で、平成14年度の受講生と併せてセーリングの 専門科目の講習を行いますし、「B級コーチ養成講習会」は佐賀の重さんと、広島の盛谷先生が受講中で、 平成14年度の受講生と併せてセーリングの専門科目の講習が開催できればと思っております。 (10人以上になると補助事業で専門科目が実施できます。すでにC級コーチをお持ちの先生方 の参加をお待ちしております。スキルアップを)
  コーチの専門科目講習では、オリンピック強化チームのスタッフの全面的な協力(強力) のもと講師が派遣されます。特にジュニア、ユースのコーチには聞き逃せない内容をご用意いたします。

指導者委員会へのお問い合わせ:斉藤 威 090(2528)3873  ta-saito@k8.dion.ne.jp

(詳しくは日本セーリング連盟のホームページ「指導者委員会」をご覧ください。)