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JSAF外洋内海 議事録 【2007年第1回・役員会】

開 催●2007(平成19)年7月9日(月)17:00〜19:30
場 所●外洋内海事務所
出席者●小田会長、柴田副会長、妹尾副会長、瀬川ルール委員長、
    山岡副委員長、永松レース委員長、高坂計測委員長、
    中川安全委員長、猪上JSAF理事(事務局)

●重要な報告事項 JSAF会員の著しい減少に関して、資料を配布の上事務局より説明、JSAFとして近年30パーセントの会員が減少しているが、ことに外洋系では半減している、内海の場合は特別加盟団体から登録する会員が一時は180名平成18年度では120名に上っており会員の減少は著しい、これらの状況にJSAFは今年度会員増強のための特別委員会を設けてその長に松原理事を充てた、内海では各共同主催レースにおいて会員の受付を行うほか、レースエントリー資格にも外洋内海会員を明記して1人でも会員を増やしたい、今年度の予算案では会員を380人として策定している。
外洋での問題点として関西ヨットクラブなどの特別加盟団体が受付るJSAF会員が必ずしもそのヨットクラブの会員でないことが多い、ヨットクラブはそのクラブの正会員だけを受付するように規則の明確化も必要、さらに学生は学連または都道府県連盟がこれを受け付けるべきで、外洋特別加盟団体や特別加盟団体が学生の受付を行うのは全く誤っている、これはJSAFに規則の正しい運用と加盟団体、特別加盟団体への指導徹底を働きかけてゆきたい。
●平成18年度会計報告 配布資料にもとずき事務局より説明、前期に比較してさらに赤字が増加しているが、会員の減少に伴う会費収入の落ち込みと通年の事務所維持費が変らず必要なため、会員の増強が何より急務となっている、個々の数字に関しては十分に精査されていないところもあるので、さらにチェックをしたい。
●会計年度の変更 会計の不完全の原因の一つに年度末の仮受け金と未払い金の区別が非常に複雑なことがいえる、JSAFの会費は原則3月末までに翌年分を支払うことになっている、このため2.3月に入金する現金はほとんどが次年度の会費前払いである、その中にさらに当年度の会費を遅れて振り込む会員もいてその区別がつきがたいケースもあるため、セーラーを個人的に知らない非常勤パートの女性でこれを完璧に仕分けすることは難しい、柴田副会長の提案による会計年度暦年制(12月末決算)を採用することにしたい、それによって今までの混乱を出来るだけ回避して実態に即した会計を行うように改善をする、したがって今年は12月31日を締め日として9ヶ月の会計報告を行うこととする旨決定した。
●委員会からの報告 計測委員会より資料をもとにORC。IRCの計測の状況を説明
総務委員会より、外洋内海が製作監修するケーブル局TV放映の状況を報告
レース委員会より今春行われたレース結果の報告
舵杯レース担当より、レース結果の報告
クルージング委員会より瀬戸内ランデブーの報告などがあった
●JSAFレース主催者賠償保険 外洋内海はJSAFのレース主催者賠償保険組織から今期離脱した、理由は従来の方式による各加盟団体の保険金分担金」の予測値が内海には突出して高額であり、とてもそれだけの負担に耐えられないと判断したからである、高額となっていた理由は、内海が共同主催するものはもちろん、後援や届けのあったレースにすべて保険をかけてきたことによる、中でも関西ヨットクラブの場合はクラブ自身でも同じ保険に加入しており、保険金の二重払いをしてきた、また天神祭りレースなどの大阪北港ヨットクラブの行事に対しても内海は保険を掛けて来た、もちろん大阪北港ヨットクラブではそのような事実は認識していないが、その後5月に出された平成19年度保険金分担予定金額は驚くほど加盟団体の金額が減少していた、なんらかの人為的操作、計算値を根本的に誤ったように感じる,内海では舵杯を皮切りにレースが始まったが、参加人員、艇数、レース回数など正確に保険会社に報告して保険料を支払っている。
さらに保険金はすべての参加者がこれを負担すべきものと考えている、ただし外洋内海の会員については内海の負担とするも、非会員、JSAFの一般会員についてはそれぞれ負担願うこととして、今後のレース委員会に通知して、レース委員会がこれを徴収または、負担して外洋内海に一括納付してもらうこととしたい。
コストとしては1人1シリーズレースで250円から500円程度と見込むが、これからは一律一日500円と決めてレース委員会の協力を得たい。
主催者賠償保険は外洋内海と共同主催するレースにはすべて加入するものとし、同時に開催されるお祭りレースなどには明確に別のレースという分類が必要である、分類が困難の場合は行事全体を含む保険に加入することにする、その場合のオープンレース参加者に対しては200円程度の負担をお願いしたい。
●ISAF100周年事業 JSAFより本件の案内が来ている、すでに5月より関係者に資料は廻している、9月第1週に拘らず前後の行事を協賛事業としてJSAFに登録してこれを盛大に盛り上げたい。
●ジャパンカップ 今年は関西ヨットクラブがこれを行う、外洋内海関係者も数名が委員として指名されて準備に協力している、乗員参加資格がJSAF会員となっている、外洋会員とすべきものと認識しているが、現在JSAF本部も外洋統括もそのような見解をしていない。
山岡ルール副委員長よりレース参加資格について、強く以下の見解が述べられたので記録しておきます。
OPやスナイプの学生でもレースに参加するのは100パーセントJSAFの会員であり、さらにクラス協会の会員である、大人のしかも高額のクルーザーのレースにおいてやJSAF登録会員が1/2 以上とか2/3 以上で、しかも必ずしも外洋の会員でなくても外洋のレースに出ることを認めている、このようないい加減なことでよろしいのか ?
さらには、艇の年次登録を更新しないでレースに出てくる艇が全国には多くある、このようないい加減な組織では会員の増強など夢のまた夢に映る。
●JSAF新役員と外洋統括の役員 資料にもとずいて事務局より説明を行う、内海からは小林昇氏が全国区選挙で当選して理事となった、内海、近畿北陸、四国水域代表は猪上理事で2名となっている、外洋系では古川理事が副会長に補され、戸田氏は退任された、西内海と九州地区からは統一して理事の推薦が行われなかった関係で福岡県セーリング連盟の秋山雄治氏がJSAF副会長と水域理事を兼務する。
●協議事項 平成19年度予算について資料にもとずき概略を事務局より説明、、今年度の会員を380名として、若干の赤字決算を予想する、今後も事務局を維持して上では経費の節減もさることながら会員の増加がもっとも必要である、今年度は小額ながら事業収入も予測されるので赤字を小額にとどめたい。
●外洋会費について 資料にもとずいて説明、外洋内海の会費は現在のところ外洋系ではもっとも安いが会費の増額をせずに会員の増加を働きかけたい。
●共同主催レースでの会員資格 内海と共同主催を行うレースでは、乗員の参加資格をJSAF外洋加盟団体の会員登録を行ったものとするように各団体への告知と理解を得る努力が必要。
以上会議終了 午後7時30分

JSAF外洋系特別加盟団体  各位
内海水域ヨットクラブ     各位
外洋内海事務局

JSAFレース主催者賠償保険について

平成19年度から外洋内海はJSAFのレース主催者賠償保険機構からの離脱をしましたが、従来どおりすべての外洋内海主催、共同主催レースに対して主催者賠償保険をかけてまいります。
特別加盟団体が単独でレースを主催される場合は外洋内海は今後保険金の負担を行いませんことをご承知ください、単独主催される場合は必ず何らかのレース、行事など主催者賠償保険に貴クラブが加入して万一の事故に備えてください。

外洋内海と共同主催される場合の保険金の負担につきましては、基本的に以下のように取り扱いを行います、従来はJSAFがこれを負担していました。
   JSAF外洋会員 保険金は外洋内海が従来どおり負担します。
   JSAF会員と非会員 レース参加者が原則負担するものとします。
   保険金の徴収方法 レース委員会が名簿を作成して徴収してこれを行い、レースの後外洋内海レース委員会に一括支払うものとします。
   保険金の額 レース1日に付き500円を非会員が負担することとしますが、集金は当該レース委員会に委託します。
オープンレースでは非会員に対して200円程度の負担をお願いします。
   実施 7月より実施します、周知期間における個々の問題点はケースバイケースで対応します。
以上


平成19年7月10日

Last Update : Aug.14,2007