1.責任の所在 |
艇と乗組員の安全の確保はオーナーの避けられない責任であり、オーナーは所有艇を最良な状態で十分な対航性を保ち、荒天の海においても対抗できる経験豊かなクルーを乗り込ませるよう万全を尽くさねばならない。さらに、オーナーは船体、スパー、リギン、セールおよび他のすべての備品を確実に整備し、また特別規定安全備品が適正に維持格納され、それらの使用方法と置き場所をすべてのクルーに熟知させておかなければならない。
また、レース艇がスタートするか否か、あるいはレースを続行するか否かはすべて各艇の責任のみで決定される。
本レースのレース委員会および実行委員会はレースの公平な成立のみに責任を担う。また、レースコースにおいて、主催、運営、協力に関する団体等はレース参加艇の乗員および安全について、何ら責任を負うものではない。
オーナーおよび艇長は上記基本規定を遵守し、且、乗組員各人に周知徹底の上、自己の責任を承知させること。
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2.主 催: |
(財)日本セーリング連盟(JSAF)加盟団体 外洋三崎 |
3.運 営: |
初島卯月レース実行委員会(諸磯フリート) |
4.適用規則 |
4-1 | 2001初島卯月レース実施要項及び帆走指示書 |
4-2 | 2001KSC特別規定、KSC実施要項及び帆走指示書 |
4-3 | 海上衝突予防法 |
4-4 | JSAF特別規定 2000-2001 |
4-5 | 国際セーリング競技規則1997-2000(RRS) |
4-6 | IMS2001及びIMS レギュレーションズ(IMS2001) |
4-7 | JSAF ORCクラブ運用規定(暫定名称、JSAF計測のHPの掲載されています。) |
4-8 | JSAF 外洋レース規則−2000(第08条は本レース通信指示書におきかえる) |
5.参加資格 |
5-1 |
有効な2000年版IMS計測証書を有し、IMSレギュレーションズ2000のレーサー、またはクルーザー/レーサーのディビジョンを満足しているLOA 7.5m以上の艇。アコモデーションノンファイルドの艇には、IMSレギュレーションズ2000は1章と2章のみ適用する。 |
5-2 |
ORCクラブ2001の計測証書を有し、LOA 7.5m以上の艇。 |
5-3 |
JSAF特別規定2000−2001 オフショアレース カテゴリー 4以上。 |
5-4 |
有効な船舶検査証を有する艇でかつ、JSAF 本部の登録艇。 |
5-5 |
レース期間中有効な保険を有すること(詳細は8項を参照) |
6.乗員資格: |
オーナー・艇長及び、乗員の過半数以上はJSAF 外洋系会員であること。 |
7.乗員の登録 |
7-1 |
クルー登録は所定の用紙に必要事項の記入およびJSAF会員証のコピーを添付すること。 |
7-2 |
IMSクラスのクルー体重ウェイトインは行わないが、自己において体重測定を行い出艇申告書に記入提出のこと。 |
8.保 険: | 有効なヨット保険に加入していること。 |
8-1.付保範囲 |
8-1-1 | 賠償責任保険 |
8-1-2 | 搭乗者障害保険(全乗員分) |
8-1-3 | 捜索救助費用保 |
9.レース日程 |
9-1 | 2001年4月7日(土曜)10:00 小網代沖スタート |
9-2 | タイムリミット 2001年4月8日 00:00 |
10.コース: |
小網代沖−初島(反時計廻り)−網代崎灯浮標(右に見て)−小網代沖 |
11.クラス |
11-1 IMS |
11-1-1 | クラスA GPH 600未満 |
11-1-2 | クラスB GPH 600以上 |
11-2 ORCクラブ |
基本的にクラス分けをしないが、参加艇数によってはクラス分けを行う |
12.レースの成立 |
IMS、ORCクラブ、各クラス共1艇以上のタイムリミット内フィニッシュを持って各クラス成立する。 |
13.インスペクション |
レースの公平さを保持するため、またオーナー、艇長の避けられない責任を喚起するため原則行うこととし、フィニュッシュ時においてレース委員会の判断により、フィニッシュした全艇又は任意に選択した艇に対して実施される場合もある。 |
14.無線設備に関する規定 |
14-1 |
JSAF海岸局に加入し同海岸局と通信ができる(Ch71、74が免許状に記載されている)VHF無線通信手段を有するか、または相模湾全域で使用できる2台以上の携帯電話でも認める。 |
14-2 |
携帯電話を用いる場合は以下の装備を義務づける。 |
14-2-1 |
携帯電話を収容出来るウオータープルーフのバッグ。 |
14-2-2 |
艇内の電源から携帯電話のバッテリーを充電出来る装置の搭載。 |
14-2-3 |
携帯電話の電話番号をレース委員会に通知すること。
*携帯電話での運用は携帯電話用外部アンテナの設置を推奨する。 |
15.安全に関する追加規定 |
15-1 |
乗員の1/2以上の定員を有するライフラフト(検査期限内)を搭載していること。 |
15-2 |
JSAF特別規定2001-2002、第4章03(a)(b)を適用する。
*乗組員全員はパーソナル高輝度ランプか、ストロボライトを携帯することを強く推奨する。 |
16.参加申込み |
必要書類(以下の指定書類をファクス送付案内と共にお送り下さい。) |
16-1 |
レース参加申込書。(参加料振り込み証書のコピーを添付) |
16-2 |
レーティング証書。(コピー) |
16-3 |
自己申告にて加盟団体事務局へ送付したSRチェックシートの署名済み表紙。(コピー) |
16-4 |
ヨット賠償責任保険証書。(コピー) |
16-5 |
出艇申告書。 |
16-6 |
JSAF外洋支部会員証。(コピー) |
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申し込み先(申し込みはファクスのみ) 044-949-1040
申し込み締め切り 2001年3月30日(金曜日)17:00 期限厳守 |
17.レイトエントリー |
17-1 |
2001年4月3日(火曜日)艇長会議時を最終受付とする。 |
17-2 |
レイトエントリーフィーは特別な理由が無い限り、出艇料30,000円とする。 |
18.エントリーフィー振込先 |
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必ずセールナンバー、艇名で振込みをすること
出艇料 20,000円
乗員参加料 JSAF外洋加盟団体会員/0円、非会員/@5,000円
振込先 住友銀行上野支店 普通 565677
JSAF諸磯フリート トリヤマノブオ |
19.問い合わせ |
問い合わせ質問は、艇名・質問者氏名・日付を明記し出来るだけ箇条書きにて問い合わせ下さい。
質問は内容により、参加申込者(連絡責任者)にメールまたはFAX 、公式掲示板にて開示します。
赤間 匡 t-akama@ba2.so-net.ne.jp
HP URL http://www.jsaf.or.jp/misaki/
(必要書類の掲示もしてあります。)
ファクス 044-949-1040
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20.FAXサービスメニュー(2001年2月26日より) |
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FAX NO 0468-53-5271
BOX NO 0010:
共通参加申込用紙 出艇申告用紙 会員証コピー用紙
レース報告書 航跡図が取り出せます。
BOX NO 0011:実施要項
BOX NO 0012:帆走指示書
BOX NO 0015:リザルト
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21.艇長会議 |
KSC合同艇長会議と同時に行います。
日時:2001年4月3日(火)18:30〜
場所:豊岡福祉会館(東京都港区三田5-7-7 03-3453-1591)
*本実施要項に記載されていない事項は帆走指示書において記されます。
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実行委員会
実行委員長 林 伸樹
レース委員長 青木 秀二
プロテスト委員長 山崎 理人
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